メッセージ 身体の傷 と 心の傷
保健室には ケガをした人が よく来室します。
多くは 手や足などに傷ができた人です。
ですが心に傷を抱えた人が 来室することもあります。
保健室で対応できるぐらいの 身体の傷であれば
治っていく過程を実感できるし 短期間で治ります。
でも 心の傷は すぐに効く薬もないし 時間がかかります。
心の傷は 回復に時間がかかるだけではありません。
例えば指に小さな切り傷ができたとき
その傷に何かが当たると
普段ならどうってことがないのに 痛みを感じます。
傷は完全に回復するまで 刺激に対して敏感になるのです。
それと同じことが 心の傷でも起きます。
クラスの中の人間関係のちょっとしたすれちがい
教室や廊下などで聞こえてきた言葉
そういったことでも 痛みを感じてしまいます。
「気にしすぎじゃない?」と周りから言われても
本人にすれば気のせいではなく 痛みを感じているのです。
心の傷は 周りからは見えません。
だから自分の心の傷に気がついたら 絶対に無理はしないこと。
心が元気な人は 周りの誰かに 心の傷があるかもしれない。
そのことを少し意識して 学校での居心地がよくなるように
普段から優しい発言や行動を 心がけてください。
それは 心の傷の 予防にもつながります。
読んでいただいたらおわかりのように、保健だよりに掲載するために養護教諭と相談しながら作りました。教室や廊下で生徒たちの間で優しい言葉や行動が増えたらいいな。そんな願いを込めました。