1980年代の教育実習は

僕が教育実習に行ったのは1980年代前半です

そのころは今と違って生徒がめちゃくちゃ多かった
実習校のクラス数は1年16クラス 2年15クラス 3年13クラス
しかも45人学級!
体育館に全校生徒が入るのは無理なので、文化祭は市民会館大ホールを使っていました
卒業式とか内科検診などはどうしていたのでしょう?
記憶がないです

市は毎年のように学校を新設するけど子どもの増加に追いつかない
教室が足りないから運動場に1年生の仮設教室が並んでいました
プレハブ教室とも呼ばれるこの仮設教室は夏は暑く冬は寒いし防音効果も低い
足音が響かないように床にはゴムマットが敷いてありましたが
そのせいでイスや机を動かすときにすべらないので苦労しました

もちろん教師もすごく多かったです
職員室に教師が入りきらないほどです
だから運動場に仮設の第2職員室がありました
朝の打ち合わせの時に全教職員が第1職員室に集合します
1年生の担任だけでも16人、それに副担も合わせると20人以上になります
第2職員室の1年の教師の席はないから職員室の端に立ったままずらりと並びます
そこに教育実習生も入ると窮屈でした

その年の教育実習生も多く全部で23~4人いたと思います
全クラスの半分以上に教育実習生がいることになります

当時はテレビの学園ドラマも多かったです
飛び出せ!青春、われら青春!、熱中時代、サンキュー先生、3年B組金八先生・・・
だからでしょうか
熱い思いを持つ実習生が多かった印象です
生徒も学園ドラマを見るので「先生!みんなで一緒に青春しよう!」などと言ってくることもありました

このころはまだ技術・家庭の授業は週3時間ありました
だから技術も家庭科も教師が3人ずついました
教育実習生も技術2人家庭科4人もいて、今では考えられないですね

教育実習に行った学校は、現在は全学年5クラス
学校規模だけではなく学習内容なども
ずいぶんと変わりました

今の若い教師が定年を迎えるころにはさらに変わっていると思います
きっとあるべき教師像も変わるでしょう

自分は教師に向いていない と考えている人はいるでしょうか
でも、今の学校教育には合わないところがあっても未来の学校教育にはぴったりかもしれませんよ
そんな考え方もありかなと、僕は思いました