学年通信 サーカスのゾウのはなし
※サーカスのゾウの話は、いろんな方にいろんな形で使われているものですが、もしも、著作権に触れる場合は教えていただけるとありがたいです。
普段サーカスにいるゾウは足に鎖をはめられて、その鎖は地面に打ち込まれた小さな杭につながっています。本当は、ゾウの力ならそんな杭を引き抜いて逃げ出すことは簡単に出来ます。でも、ゾウは逃げようとしません。
なぜゾウは逃げようとしないのでしょうか。その理由は、ゾウがまだ力の弱い子どもの頃から鎖につながれていたことにあります。ゾウが子どものうちは頑丈な杭と太い鎖を使って、ゾウが暴れて逃げようとしても杭は抜けないし鎖も切れないようになっています。暴れても逃げられなかったという経験を何度も繰り返しているうちに、自分には杭を抜く力なんてないと思い込んでしまい、抜こうとする努力すらしないであきらめてしまうようになるんだそうです。そしてそれは、大きく成長して力の強い大人になったあとも続き、鎖よりももっと切れやすいロープでも、それを足にくくりつけるだけで杭がなくてもその場から動かないゾウになってしまうこともあるそうです。
人間でも同じことが起きている可能性があります。テスト勉強を頑張ったのに思うような点数が取れなかったという経験を何度も続けているうちに、自分には学力がないと思い込んでしまうというような可能性が…
中には、自分には力がないからとあきらめてしまえば、もう頑張らなくてもよくなるから、しんどいことから逃げようとしている人もいるかもしれません。
本当は勉強のやり方を変えるだけで成績が伸びるかもしれないんです。実際、2年生の中に勉強のやり方を変えて、劇的に成績が伸びた人がいるんです。確かに勉強にまじめにしっかりと取り組むのはしんどいことですよ。でも、そこから逃げてばかりでは成長しません。今一度、2年生の自分をしっかりと振り返って反省をし、大切な年にむけてやる気を出して欲しいと思います。