実力テストを次に生かす

第1回実力テストの結果を受けて

 今日で実力テストがすべて返ってきました。その結果をみると、危惧していたことが起きてしまったという感じがします。先週、学年集会を開いて、こうならないようにと話をしたのに…。
 漢字の間違いや記号のミスもありましたが、基本的な問題でさえ正解できなくて、点数が伸びなかった人もいました。おそらく「もっと勉強をしておけばよかった」と思っている人は多いと思います。そう後悔しても今回の実力テストには間に合いません。ならばせめて、次のテストに向けてこれからどう取り組んでいくのかを大切にしてほしいです。危機感を持って今までの『自分』を変えていくんだという決意で、具体的に良い方向に変えていく行動をとるべきなのです。

危険レベル

 休み時間や掃除のときに自分の点数が何点だったかを言い合っている人をたくさん見かけましたが、その心理は、他の人はどうだったのか知りたい! すごく不安だから安心できる要素を見つけたい! そういったところでしょうか。今回の結果をどう受け止めるのか、人それぞれだとは思いますが、その受け止め方次第では次のテストへの、または、◇◇中を卒業してからの進路選択に赤信号が点灯します。僕が考える危険レベルは次のとおりです。

 今までの定期テストに比べて学年平均点が大きく下がると予想されますが、そんな状況の中でも今まで取り組んできた成果を発揮して、これまでのテストを上回る点数、またはそんなに変わらない点数を取ることができた人は、危険レベルは0だと言えるでしょう。
 点数は少し下がったけれどもテストの日に、わからなかったところや自信のなかったところを調べて確認をした人や、テストが返ってきた日に間違えたところを徹底的にチェックしてやり直しをしたような人も、危険レベルは0と言ってもかまわないと思います。

 テストの結果は下がったけど、次からはしっかり頑張ろうと考えているような人は、危険レベル1です。
 このレベルの人は、実際にそのための努力ができるかどうかが重要なカギになります。早速今日の授業態度はどうでしたか? 実力テストの前よりも集中して話を聞くことができるようになったとか、ノートの書き方を少し工夫してみたということであれば良いのですが、そうでなかった人はいつから頑張るつもりでしょうか?
 「のど元過ぎれば熱さ忘れる」というようなことになって、結局努力をすることができなければ、危険レベルは急にあがります。

 実力テストの結果が良くなかったのに、自分と同じぐらいの点数の人を見つけて安心し、まだやる気が出てこないような人は危険レベル2です。
 将来についての危機感や不安などがまったくないわけではないけれど、そこから目をそらし、とりあえず努力することを先送りしています。その結果どういうことにつながっていくのか、その重大な意味が理解できていないのかもしれません。現実から逃避するのではなく、とにかく努力を始めることが大切です。

 実力テストに向けて、何の努力もしなかったし、結果を見ても何とも思わないような人は危険レベル3です。
 心のどこかに「まぁ何とかなるだろう」というような甘い考えが潜んでいることも多いようです。そんな人は前回と前々回の学級通信をもう一度読み返してみましょう。
 また、過去に勉強を頑張ったことはあるんだけど結果が出せなくて、そんな自分が嫌になったり自分に自信が持てなかったりすることもあります。そんな人はあせって大きすぎる目標を設定し、そして、ますます結果が出せないという悪循環になりがちです。小さすぎる目標でも困りますが適切な目標を設定して、少しずつ努力を積み重ねていくことで解決を図るべきだと思います。