メッセージ よりそうことの 尊さ

深く心が傷ついた友人が 気になって
だけど なんと 声をかければいいか
どんな 話をすればいいか わからなくて・・・
ずっと そばにいたけど それしかできなくて
自分のことが イヤになる・・・
そんな告白

例えば 小学校の近くで 事件や事故が起きたあと
通学路に大人が立って 見守ることがあります
その大人たちの姿を見るだけで 子どもたちの不安は軽くなり
安心した笑顔から 元気な笑顔へと つながります

大切なことは 子どもたちの不安を減らすために
日常の生活に 戻れるように 支える姿勢を示すこと
心配している人が ここにいると 感じてもらうこと
あたたは 決して一人ではないと 理解してもらうこと
このように 「言葉」でなくとも
行動によって その思いが伝わることは あります

友人に 伝える「言葉」を見つけられなかったのは
そのつらさや悲しみを あなたが きちんと受け止めた証拠
「言葉」を探したのは あなたが ほんとうにやさしい証拠
だから もうこれ以上 自分を責めないでほしい
友人によりそったことを 私は尊いと思います

人に そっとよりそう人がいます
そんな人は やさしい人だなと思います
でも よりそう人は 人の心の痛みを 自分のことのように感じているかも
また 周りは気づかないけど むなしさや 寂しさや 悲しさ といったものを感じて
つらい思いをしているかも
きっと よりそう人にも よりそう人が 必要な時があるのでしょう

そんな気持ちを込めたメッセージです
中学校の11月のほけんだよりに載せてもらいました
多感な時期の真っ只中にいる中学生に 思いが届くといいな