学校以外の場所にいるときに地震が発生したら

電車・バスに乗っているとき

・車内にいるときは手すりにつかまるなどして自分の身体を支える。
・頭部をかばん等で保護しながら、しゃがむなどして姿勢を低くする。
・停車してもあわてて車外に飛び出さないで、乗務員の指示に従う。特に電車の場合、線路に降りることは危険を伴います。勝手に行動しないこと。
・交通機関がすぐに復旧しないようなら、近くの小学校などに避難して確実に安全を確保することも考えましょう。

歩行中、または自転車に乗っているとき

・なるべく広い場所で、頭部をかばん等で保護しながら、しゃがむなどして姿勢を低くする。ただし、車道には飛び出さない。
・落ち着いて周囲を観察しながら、次のことに注意して揺れが収まるのを待つ。
  強い揺れにより制御を失った車が突っ込んでくるかも
  樹木や電柱などが倒れてくるかも
  切れた電線が垂れてくるかも(近寄ると感電のおそれがある)
  ブロック塀や自動販売機などが倒れてくるかも
  ビルから割れたガラスや看板等が落下してくるかも
  液状化現象により地下から泥水が噴出したり、マンホールが突き出したりするかも
  地割れやがけ崩れが発生するかも
  歩道橋や橋の上にいるときは、揺れで振り落とされるかも
  パニックになった人たちの流れに巻き込まれてケガをするかも
・揺れが収まったら、あわてないで安全を確保できる場所へ移動しましょう。

店などにいるとき

・頭部を守りながら姿勢を低くするなどして、店内の備品(陳列棚等)の転倒や天井からの落下物から身を守る。状況によっては机の下に入る、イスとイスの間にしゃがむのも有効です。
・基本は従業員の方の指示に従いましょう。高齢者や子どもたちの避難誘導をお手伝いすることもありえます。
・店の外に避難したら、あわてないで安全を確保できる場所へ移動しましょう。

安全を確保したら

・まず正確な情報を得るようにしましょう。道路や橋の破損、大規模な火災などで歩いて帰ることが危険な場合もあります。正確な情報を得られるまで、あせらないで避難場所で待ちましょう。
また、大勢の人間が歩いて移動しようとすると道路で大混雑が発生し、スムーズに移動できない可能性もあります。それが救急車や消防車などの緊急車両の通行の妨げになるかもしれません。さらに飲料水や食料の確保だけではなく、トイレの使用や暑さ・寒さ対策なども考えると、安全な避難先にとどまることも大切です。
特に家から遠い場所に行っている人は、歩いて帰ろうとすると地震の影響で通れないところがあって別のルートを探しているうちに自分のいる位置や方向がわからなくなって道に迷ってしまうことも考えられます。さらに、歩いているうちに夜になると停電が続いていれば真っ暗になり、歩いて帰宅することはもっと困難になります。疲れと不安は判断を鈍らせやすくなることも心配です。無理にその日のうちに帰ろうとしない勇気も必要です。
・大地震の時には、スマホで連絡することはしばらくできないことが多いです。学校や家族への連絡は状況がかなり落ち着いてからになるかも。スマホは次にいつ充電できるかわからないのでバッテリー電力を温存するために思い切って電源を切る方法も有効です。あとは2時間おきに電源を入れて情報の入手や家族への連絡を試してみましょう。
公衆電話は比較的つながりやすいですが数が少ないし10円か100円硬貨が必要です。
・精神的にも身体的にもとてもつらい状況になる可能性があります。友達が一緒だったら協力して、一人だけの時には信頼できる相手を見つけてお互いに励ましたり、相談をしたりしながら行動しましょう。
・避難先が避難所としての機能を果たせるようになるまでは少し時間が必要なときもあります。中学生として手伝えることがあったら、積極的に協力しましょう。