メッセージ 「最高気温」から学ぶこと

先日まで暑いと思っていたのに朝晩寒い日が多くなりました。
最高気温が20℃を下回るという天気予報を見て、
『寒くなったなぁ』と感じた人もたくさんいたと思います。
でもこれが半年前の4月だったら、最高気温20℃と聞くと
『暖かくなってきたなぁ』と感じたのではないですか。
同じ気温なのに同じ人が全く正反対の感じ方をするのです。
考えてみれば少し不思議なことだと思いませんか?
身体が暑さや寒さに順応することも多少影響していますが、
春と秋では比べる基準が違ってくることが原因で起きます。

人は判断するとき、無意識のうちに何かを基準にして
比べて判断することがあります。
過去に自分が経験したことと比べてみたり、自分が知っている
ことの中から似ているものと比べてみたりするのです。
同じ最高気温20℃でもその前の季節が冬で寒い日が続いたら
その寒さを基準にして『暖かくなったなぁ』と感じます。
逆にその前の季節が夏で暑い日が続いたら、
『寒くなったなぁ』と感じるのです。

何を基準にするかで、判断の結果は正反対になってしまいます。
それは、人と人とのコミュニケーションでも起こります。
クラスの中でそんなことが起こったら、すごくもったいないです。
クラスの中にはいろんな思いや価値観を持つ人たちがいます。
お互いに自分の思いや価値観をきちんと表現して
お互いにそれらを正しく受け入れることができたとき
人として大きく成長できるからです。

これは養護教諭とコラボして作ったもので「最高気温から学ぶこと」という学級通信や学級通信をリメイクした学年通信をさらにリメイクしたものです。2023年の秋のほけんだよりに掲載されました。