メッセージ 広く 大きな心

ある先生から 聞いた話です。
何年か前 市内の工場で火災がありました。
火災現場は近くて 学校からも黒い煙が見えました。

すぐに職員室で話題になり 情報の収集が始まりました。
もしもその火災が校区内で 生徒の自宅が関係していると
学校としても対応が必要だからです。
まもなく校区内の火災ではないとわかりました。

その報告を聞いて その先生は「よかった」と思いました。
そして そう思ったことを しばらくしてから後悔しました。

なぜ後悔したのでしょうか。

火災で 悲しみや苦しみを感じている人が必ずいます。
その工場で働いている人や その家族。
その工場の製品を利用している企業や客も含めると
たくさんの人たちがつらい思いをしているはず。

それなのに自分と 自分の周囲の人には影響がないから
「よかった」と思ってしまった。

そう思ったことは 間違いだと気づいたのだそうです。

足りなかったのは、『人の心の痛みを想像し、理解すること』。
もっとたくさんの人のことを 考えればよかった。
そんな『広く大きな心』を持ちたい という話でした。

私も この心を持ちたいと思いました。

これは7月のほけんだよりに掲載されました。
過去の学級通信をもとにリメイクしたものです。