学年通信 気がついたら 最も良い方法で 自分から行動する

プレゼントする言葉

 今までいろんな言葉に出会いました。その中には、今でも心の中に生き続けているものがあります。今日は、そんないくつかの言葉の中から、ひとつ、2年生のみんなへプレゼントしたいと思います。それは
 「気がついたら 最も良い方法で 自分から行動する」です。
 なぜ、この言葉をプレゼントしようと思ったのかを説明しますね。
 この学年は、あと1年ほどで別々の進路を見つけて進みます。その進路先を選択する時に、きっと悩んだり落ち込んだりつらい思いをする人がいると思います。その時に一緒に考えたり励ましたり、何も言わなくても仲間がそばにいるだけで気持ちはとても楽になります。家族や先生も支えてくれますが、同じ立場にいる友達の方が効果的なことも多いです。その時に備えて、この学年をお互いに支えることができるようにした方がいいと思います。そのために今の2年生にもっとも役に立つだろうと思う言葉が「気がついたら 最も良い方法で 自分から行動する」という言葉だと思ったのです。

気がつくために

 気がつくためには、常に 「これでいいのか?」 という問題意識を持ってよく観察するようにしなければなりません。何も考えずにただ眺めているだけでは、今何が必要か、何をしなければならないのか に気づきにくいからです。
 必要な情報源は、観察だけではありません。「聞くこと」が必要な時もあります。周囲の人の声に耳を傾けることを傾聴(けいちょう)といいますが、意識的に周囲の人の声を聞こうとする姿勢は大切です。
 時には周囲の人たちだけではなく、自分自身の心の声にも耳を傾ける必要があることも覚えておくといいでしょう。

最も良い方法を考えるために

 状況を正確に把握したら、これからどうなるかを予測し、柔軟な発想で、最良の方法を選択・決断しましょう。
 自分一人で対応できない場合は、誰かの手を借りましょう。友達それとも先生などの大人にするのか、正しく選択・決断をするのは難しい時もあるでしょう。でも、何を優先するべきなのかを考えれば、どうすればいいのか自然に見えてくると思います。
 困っている人を助ける場合、人の気持ちに立って他人の言葉や表情をもとに、その感情や態度を追体験することを「感情移入」、相手が考え、思い、感じていることを、同じように感じ取り、理解することを「共感」と言いますが、こんな難しい言葉の知識よりも人に寄り添う気持ちを大切にすればいいと思います。

自分から実行するために

 まず大切なのは「誰かがやってくれるだろう」とか「自分は関係ないから」などと考えないことです。しなければならないことに気がついて解決策も見えているのに、何もしなければ後悔することになると思いませんか? 自分で自分のことを嫌いにならないようにするためにも、まず自分から率先して行動するべきなんです。
 どうしても一歩が踏み出せない場合は、一緒に行動する「仲間」に声をかけるのもいいと思います。「言い出しっぺ」になることも自分から行動したことになるし、誰かのために一緒に行動する仲間を増やすことは、やさしさにあふれた素晴らしいクラスや学年にする一歩になりますから。
 ぜひ「気がついたら 最も良い方法で 自分から行動する」を実現させてください。