新聞 と テスト と サーカスの象
職場体験の新聞から学ぼう
昨日の学年集会の中で、優秀な職場体験新聞に対する表彰が行われました。僕も掲示している新聞をすべて見ましたが、やはりいいなぁと感じる新聞は、それぞれがレイアウトや内容に素晴らしい点がありました。良い新聞を作りたいという『高い目標』を持っていたんだろうなぁと思いました。
逆に残念に思う新聞もありました。どんなことを経験してなにを感じたのかといったことが伝わってこない新聞。とにかく文字を並べているだけで、読みにくい新聞などがそうです。
また、こういった取り組みでよい新聞を作るにはやる気だけではなく「センス」が必要ですが、それが足りなかった人もいるかもしれません。そうだとしたら、他の人の作品をじっくり見ることはセンスを磨くチャンスです。すごく集中して見ていた人がいましたが、レベルアップできたのではないかと思います。
他にも、新聞に取り組む姿勢と普段の勉強に取り組む姿勢とがつながっているかもしれないこと。目標の高さの差が新聞の差につながっているのかもしれないこと。など、今回の職業体験の新聞からいろんなことを学んでほしいです。
職場体験の目的のひとつである『職場体験を通じて自分の将来や生き方を考えよう』は、そういうことだと思うのです。
来年は大変な1年に
ある人の懇談の途中で、来年のテストの話になりました。ふと思いついて回数を数えてみると来年の1月から12月までの間にテストが10回もあることがわかりました。そう考えると来年は本当に大変な一年だと実感できますね。
ただ、それで終わるわけではありません。さらにその次の年には1月に卒業テスト、2月からは私立高校や公立高校の入試が続きます。これからは、油断できない日々が続きますが、そのさらに先を見つめて乗り切っていきましょう。
サーカスの象
サーカスにいる象は出番のとき以外は足に鎖をはめられて、その鎖は地面に打ち込んだ小さな杭につながっています。本当は、象の力ならそんな杭を引き抜いて逃げ出すことは簡単に出来ます。でも、象は逃げようとしません。
なぜ逃げようとしないのか。その原因というか理由は、象がまだ力の弱い子どもの頃から鎖につながれていたことにあります。まだ子どものうちは力が弱く逃げようとしても杭を抜くことは出来ません。何度も杭を抜こうとしても抜けなかったという経験を繰り返しているうちに、自分には杭を抜く力がないんだと象は思い込んでしまうんだそうです。そしてそれは、大きく成長したあとも打ち消されることなく続くんだそうです。中には、鎖よりももっと切れやすいロープでも、それを足にくくりつけるだけでその場から動かない象もいるそうです。
人間でも同じことが起きている可能性があります。テストで何度も低い点数しか取れなかったという経験を続けているうちに、自分には力がないと思い込んでしまうという可能性が…
中には、自分には力がないからとあきらめてみせると、頑張らなくてもすむから、「高校なんか行かへんもん」などと言って、しんどいことから逃げようとしている人もいるかもしれません。
または、「まだ大丈夫。何とかなる」とか「そのうちがんばるから」といった感じの人もいるかもしれません。それはとっても甘い考えです。毎年この時期の3年生の中に「1年生の時からもっとまじめに勉強やっといたらよかった…」と後悔している人たちがいますが、その人たちと同じ道を進んでいると気づいてほしいです。
本当は気持ちを切り替えたり、勉強のやり方を少し変えたりするだけで成績が伸びるかもしれないんです。現に1組の中で2学期に成績が伸びた人が何人もいます。確かに勉強にしっかりと取り組むのはしんどいですよ。でも、そこから逃げている間は、成長できません。もう一度、今年の自分をしっかりと振り返って、大切な新年を迎えるための準備をして欲しいと思います。