アンケート と 同窓会 と 鏡の話

アンケートの話

 僕が書く学級通信の内容は今の中学生には難しいのではないか。校長先生からそんなお話があったので、担任として気になってしまい、学級通信の内容について難しいと感じたことはあるのか、先週アンケートをとりました。まず、その結果を報告します。

A 難しいと感じたときがよくあった     2人
B 時々、難しいと感じたときがあった    0人
C ごくたまに難しいと感じたときがあった  7人
D あまり難しいと感じたことはない    26人

 クラスのほぼ4分の3が難しいと感じたことがないということでめでたしめでたし。なんて終わり方はしません。民主主義は少数意見を尊重することが重要だと思っているので、AやCに○をした人の意見を見てみましょう。

① 勉強になることがたくさん書いてあっていい。
② そんな言うほど難しいと感じたことは1回ぐらいしかないと思う。1年のときよりけっこう学級通信の量が多いけど、いろんなことを知れたり、クラスのことがわかるので私はけっこう学級通信を見るのが好きだと思います。
③ もうちょっと難しくてもよいと思います。
④ 親が楽しんで読んでる。
⑤ 人の頑張ったりしたことを、たくさん載せたらいいと思う。
⑥ クラスの鏡はどんなんかっていうやつとか、他にも何個か書いている意味がよくわからないのがあった。

 これらの意見と、さらにDに○をつけてくれた人の中にもいろんな意見があったので、それらを参考にしてこれからも頑張っていきたいと思います。

同窓会の話

 先日、同窓会に行ってきました。といっても、◇◇キャンプ場でキャンプ・カウンセラーをしていたときの同期の集まりです。全部でメンバーは8人いますが、それぞれの家族も連れて毎年1回、◇◇キャンプ場に集まって何かを楽しむのです。
 去年は趣味でそば打ちを始めたメンバーがいるので、キャンプ場でそばを打ち、できたての手打そばを食べました。今年は火であぶってやわらかくしたマシュマロをクラッカーにはさんで食べたり、竹を利用してバームクーヘンを焼いて食べたりしました。昼食はカレーですが、ご飯は炊かずナンを焼いて食べました。
 一昨年までは日帰りではなく1泊2日の日程で、そのときは自分たちだけでキャンプファイヤーもしました。マキの組み方も、キャンプファイヤーのゲームや唄も、今の現役の者には負けません。
 全員が集まれることはほとんどなくて、毎年参加者が入れ替わったりしながら、もう20年以上続いています。普段は会うこともなく、七夕伝説みたいに年にたった一度しか会わないけれども、髪の毛が薄くなったんじゃないかとか太ったんじゃないかとか、本当に好き勝手なことを言いあえるし、すごく『自然』に一緒にいることができる、僕の心許せる大切な友人たちです。

鏡の話

 厚い友情は、一緒に過ごした時間の長さや会った回数に比例するとは限りません。何を一緒にやったのか、その内容によって決まるものとも限りません。世の中には様々なきっかけで始まった友情があり、いろんな経過を持つ友情が存在します。
 友情とは、こころをつなぐことができる関係であって、それがどうやったらできるかはいろんな要素が複雑に絡んでいます。少なくとも、お互いをしばりつけるような状況では本当の友情はできにくいでしょう。これは先日のこころの相談室からのプリントでも指摘されていました。
 これらのことが理解できていれば、ゆったりと生きていくこともできると思うのですが、友だちのことで不安になってしまう人がたくさんいるのです。だから、休み時間ごとに手紙の交換をする人や、さっき別れたばかりなのに家に帰ってすぐメールを送る人が出てきます。他人の関心を惹くために、嫌がられるようなちょっかいを何回もする行動も同じです。
 ただ、中学生ぐらいの年代にそんなことを理解しろと言っても難しいと思います。そこで、以前話をした「よい鏡」なんです。友だちのことで不安になっている人は自分に自信を持てないことが多いです。常に周囲の人の反応を気にしています。周囲の人の反応を鏡として、自分のことを見ようとします。そんな人にマイナスやゼロのストロークを浴びせたら、どうなると思いますか? ますます自分の価値を見失い、不安が増幅していくだろうと想像できますよね?
 逆にプラスのストロークだと『あなたは一人じゃないよ。私はあなたを見ているよ』と伝えることになり、自分に自信も持てるようになるし、友だちのことで不安を感じにくくなります。「よい鏡」になるってことは、そういうことなんです。