START OUT!(取りかかる、企てる)

席替えは大きなチャンス

 6人の班長と2人の学級委員が考えうるすべての事を出しあって、ついに2組の新しい座席、新しい班の案が決まりました。結果を下に掲げておきます。  (※ここでは割愛させていただきます)

 今回のように席替えをした時に、よく「え~っ! なんでこんな席やねん」とか「こんな席ぜったいいやや!」なんてことを言う人がいます。中には班長に向かって「誰がこの席を決めてん!」などと言いがかりをつけてくる人もいます。視力の関係で黒板の字が見にくいとか、クラスのことを考えての発言ならまだいいんですが、あくまで私的なことでの発言は絶対にするべきではありません。
 集団生活の中では、全体のために個人が少しずつガマンをしなければならない時があります。個人にとっては一見マイナスとしか見えないと思います。しかし、その個人がメンバーとして属している集団全体にとってプラスになることが、最終的には個人にとっても大きなプラスになるのだということを知って欲しいと思います。
 あと、クラスのために一部の人だけがいつもガマンをすることは正しくないこと。時にはとてもつらい状況にある個人のために、クラスがガマンすることもあり得ること。このことも理解しておいてください。

 席替えは、大きなチャンスです。今までよく知らなかった人と一緒に活動することで様々なことを学び、個人も集団もともに大きく成長するチャンスなんです。START OUT! 取りかかろうじゃないですか。素晴らしい2組を作るために。

※この学級通信は1991年に手書きしたものです。このあとぐらいから、席替えの前に班長の承認をとって、席替えの案が完成したら担任に意見を言える時間を1日とるようになりました。クラスのメンバーの不満を小さくできること、クラス全体の目が一度入ることで班長が自分の好き勝手に座席案を決められないようになるからです。時にはクラスの中から意見が出て、その意見に対応するための班長会議を開くこともありました。