ぴよぴよ大学入学試験 リトライ
ぴよぴよ大学入学試験
※1年生で GWTぴよぴよ大学は1度やっているのですが、3年生でもう一度やってみたときの学級通信です。このあと、別のGWTをやるための布石です。ちなみにGWTとは、グループワークトレーニングの略です。
今日、「ぴよぴよ大学入学試験」というものをやりました。三択の問題20問にまず個人で取り組んでもらい、次にその答えをもとに班で話し合って班としての答えを出しました。この取り組みからは、実は様々な事を学ぶことが出来るのです。今回の学級通信は、その解説編みたいなものです。
下の表は、各班の結果をまとめたものです。班としての得点を見ると、5班が優勝ということになります。でも、それで終わっては、『様々なことを学べる』とは言えません。もう少し分析をしていきます。

グループ効果と高得点者の活用
「②班員の平均点」は、それぞれの班がもともと持っている班としての実力を表すものとして計算してみました。しかし、班員がうまく協力をする事ができれば、班としての得点をそれ以上に高めることができます。昔の人は、このことを「三人寄れば文殊の知恵」と表現しました。その結果が「④グループ効果」です。この数値が大きいほど話し合いの効果があった可能性が高いということになります。
「⑤高得点者の活用」というのは、班員の能力をどれぐらい活用したか。特に一番点数の高かった人をどれぐらい活用したかをみるものです。この数値が大きいほど話し合いの中で班員の交流がうまくできていた可能性が高いということになります。
あらためて表を見てみると「④グループ効果」はプラスになっている班が多く、また、2班は欠席者が2人もいて仕方がない面があります。どの班も活発に話し合いをしていた様子が見られましたが、それがこのような結果につながったのかもしれません。
しかし、「⑤高得点者の活用」をみると、すべての班で、班の中の高得点を取った人を十分に活用できていません。班の中の最高得点の人の答をそのまま出せば、班の答えよりも得点が高かったというわけで、班のメンバーの能力を生かすにはどうすればよかったのか、反省や検討が必要だと思います。
ついでに言っておくと、1年生の時に僕が担任のクラスだった人は、このぴよぴよ大学入学試験をやっています。その経験を活かせたかどうかもポイントになるのかもしれませんね。
考えてほしいこと
まず、『話し合いの進め方』について考えてください。話し合いにあまり参加せず、誰かにまかせっきりにしていた人はいませんか? 自分の意見をきちんと出しましたか? 逆に、班のメンバーの意見を聞こうとする雰囲気が班の中にありましたか? 面倒で時間のかかる話し合いで決めるのではなく、多数決などの安易な方法で決めたところはありませんか? 話し合いの進め方や話し合いへの参加態度といったものについて、反省するべき点があったかもしれません。
次に、『協力』について考えてください。話し合いで一人ひとりの力をうまく出し合えれば、班の得点がその班の中の最高得点を超えることができるのです。勉強でも、この効果は期待できます。うまく、お互いに教えあうことができたら、一人では出せなかった力をもっと伸ばすことができる可能性があるんです。今からでもやってみる価値はあると思います。
また、「話し合い」や「協力」は『コミュニケーション能力』とも深く関わっています。大学や多くの企業で『コミュニケーション能力』の有無が大きな課題になっているとニュースなどでよく見聞きします。このことも覚えておいてください。
最後に、ぴよぴよ大学入学試験の問題に挑戦し、解答を聞いて、おもしろいと感じたところはありませんでしたか?
知らなかったことを知る。わからなかったことがわかるようになる。それがおもしろい!とか楽しい!と感じる。本来、勉強の魅力ってそういうものなんです。
もっと知りたい!わかりたい! そのためにこれから勉強にどう取り組んでいくのか。また、◇◇中学を卒業してからどんな進路に進んで何を勉強していくのか。じっくりと考えて欲しいです。