学園祭を振り返って その3

もうひとつの△△△

 先日、学級通信の名前の由来について触れましたが、もうひとつ『△△△(※実際には 学級通信の名前です)』という言葉が出てくる歌があります。この歌もキャンプ場のお兄さん時代に出会った歌のひとつです。
 この歌からはいろんなことが読み取れると思っています。
 例えば『海が見たい』『山が見たい』のように夢を持ち続けることの大切さ。また、その夢は人によって違っていてあたりまえで、自分自身の夢を大切にすることと同じように、他の人の夢も尊重することが大切であるということ。仕事や勉強なんてしたくないとか、さぼりたいと思うことがあっても、がんばって努力を続けていくことの大切さ・・・・
 そういったことを担任しているクラスの生徒に伝えられたらな。そんな気持ちから『△△△』という名前をずっと使っています。

支えたり支えられたり

 でも、一番気に入っているのは、歌詞の後半の部分です。たった一人で生きているように見える山で育った子も海で育った子も、実は周囲に支えている存在がある。それらをまとめて『大きな愛のこころ』と表現していますが、その存在に今は気がついていないけれども、いつか気づくはずだというところです。
 自分が親になって、親の苦労がわかったという話をよく聞きます。僕も、実際に子どもが生まれて、精神的、肉体的、時間的、経済的にとても大変だということを実感しました。まぁ、子育てに関して言えば、苦労以上に喜びや楽しみがあることも知りましたが。
 みんなも、いろんな人に支えられてここまで成長してきました。生まれてから15年ほどの間にもいろんな人とのつながりがあり、そして支えがあったのは間違いありません。4月から一緒になった6組のメンバー間でも支えたり支えられたりということがありました。もちろん文化祭の取り組みの中でも支えたり支えられたりがありました。そして、そのことをちゃんと見ている人がいたんですね。こんな感想を書いた人がいました。

 学園祭で気づいたコトは、準備中の様子を客観的に見ていて色んな人がいるなぁということでした。リーダーシップを取れている人、取ろうとしているけど考えが片寄りすぎて離れられる人。がんばってる人、人の話を聞かない人。悪い所を直そうとしている人。あきらめている人。くじけない人。本当にたくさんの人がいました。
 中でも私がいいなと思ったのは、リーダーシップを取れている人とがんばっている人です。前者はみんながしゃべりちらしている時に始めることを呼びかけたり、本当はしなくていいはずの仕事も進んでしていて、見ていて安心しました。がんばっている人には自信がない所を少しでも良くしようと何度も練習したり、人に聞いたりしていて心が温まりました。
 しかし、逆にムカツイたりひいたり、怒鳴りそうになった人もいます。誰かが出した意見を聞こうともしない人、キライだから意見に賛成しない人、誰かの話を聞かない人。見ていてキモチ悪くなって「しずかにしろ!」と怒鳴りそうになりました。
 でもいろんな人のガンバリのおかげで、歌は少しはマトモになったと思います。私に言わせれば私自身もみんなも少し練習不足があったと感じていますが、結果はかなり手に入れたものは多いと思いました。

感謝の気持ちを忘れずに

 これまで支えてくれた人たちに、そして、これから支えてくれる人たちに、形としてあらわれなくてもいいから、感謝する気持ちを忘れずに持ちつづけて欲しいと思います。また、君たち自身が、周囲の誰かを支えられるような存在になってくれたらな。そう願っています。
 体育祭、文化祭で力を出し切れなかった人、がんばろうと思ったけどうまくいかなかった人、いろいろあるとは思いますが、その分「次」をがんばってみませんか? 班長や後期のクラス役員をやってみる、掃除を今まで以上にていねいにやる、授業中静かにする、勉強の教えあいをしっかりやる、などがんばれる場面はたくさんあると思います。がんばることすなわち他人任せにせず自ら行動すること に意義があるんです。
 進路のことで不安や焦りが出てきて心に余裕がなくなってくるかもしれませんが、いろんなことをがんばることで学べることはたくさんあります。受験のための勉強も大切にしてくださいよ。でもそれ以外のことで、学んで欲しいことはあるんです。それは人間としての価値につながる重要なことだと思うのです。実際、学園祭でこんなことを学んだ人がいます。

学園祭で学んだことが二つあります。
一つ目は誰にでも良い所があること。
二つ目は仲間や友人の大切さです。
この二つのことで、私は自分に自信がつきました。これからも仲間や友人を大切にしますっ!!