1学期 印象に残った事

 早いもので、今日で1学期が終わります。そこで、今回の学級通信は1学期で印象に残ったことを書いてみたいと思います。

学級目標

 このクラスをどんなクラスにしたいのか。そんなクラスみんなの思いを集めて決めるものが学級目標です。「いじめのない、みんなで協力できるクラス」というようなものがよくある学級目標ですが、4組の学級目標はちがいました。僕の20年を超える教師生活で最も長い学級目標になりました。あまりにも長いので、ここに載せると他の事を書くスペースがなくなってしまうほどです。
 せっかくなので、昨日の学年集会のクラス反省の中で、4組の学級目標を学級委員に読んでもらいましたが、他のクラスの人にとっては迷惑だったかもしれません。でも、もしかするとこのことがきっかけで、3年生になった時の各クラスの学級目標が良い意味でもっとすごいものになるかもしれません。4組の取り組みが学年全体に良い影響を与えるなんてことになると、僕としてはちょっとうれしいです。

黒い犬が

 宿泊学習の時の話です。一日目の夕食時に、汗をかいたのでタオルを取りに部屋に行きました。廊下を歩いていると後ろから「ハッハッ」という息づかいと段々と近づいてくる足音が聞こえてきました。うしろを見ると、黒い大きな犬が迫っていました。「えっ?」と思った瞬間、犬はじゃれついてきて、僕の背中に前足の一撃をくらわせました。爪が食い込んで痛かったです。身体ごと振り向くと今度はお腹にもう一撃。「このやろう!」と思った時には、犬は廊下を走って行きました。
犬が向かったその先には生徒の部屋がありました。しかも、入り口のドアが開いていました。すると、その犬はその部屋の入口にあった誰かの靴の片方をくわえると、僕のそばをすり抜けて走って行ってしまいました。
 あわてて追いかけましたが、迷路のような建物だったこともあり、すぐに見失ってしまいました。遠くで宿のおばちゃんの「あんた、何くわえてんの!」という声が聞こえてきました。ということで、無事に靴は戻ってきたんですが、たぶん、その靴の持ち主は何も知らないと思います。

ひいおじいさんは

 宿泊学習は、とても良い天気だったので、しっかり日焼けをしてしまいました。僕はもともと肌が白いので日焼けといっても黒くなるというよりは赤くなって、ヒリヒリするタイプです。
 さて、宿泊学習の時に先生たちと話をしていて、そのことが話題になりました。ある先生に「M先生は、日焼けしてすごく赤くなりましたね」と言われたので、「実は、僕のひいおじいさんはロシア人なんですよ」と答えました。もちろん冗談です。そしたら、なんとその先生は「そうだったんですか」と信じてしまったのでした。
 僕としては軽い冗談のつもりだったんですが、結果としてだましてしまいました。どうもすいません。

タヌキが

 ◇◇中は、学校の敷地そのものが大きく、さらに学校の周囲に自然が残されています。七夕で使った竹も、校長先生の許可を得て学校の敷地内にあったのを切ってきたものです。しかし、まさかタヌキまでいるとは思いませんでした。
 学校からの帰り道、時間はけっこう暗くなってきたころでした。ちょうど校舎の裏の斜面の下にあたるところです。溝の中を◇◇中の方から川に向かって進む黒っぽい生き物を見つけました。2匹います。一度は通り過ぎたんですが、犬にしてはおかしいぞと思い、Uターンしてよく見てみると、顔の模様、太いしっぽ。間違いなくタヌキでした。向こうもこちらをじっと見ています。しばらくお互いに見つめあったあと、2匹のタヌキは溝のさらに深い所へ入って行きました。

 いろいろあったけど、圧倒的に楽しい思い出の方が多かったと思います。これは、きっとみんなのおかげだと思います。2学期もこうありたいです。