課題 と 反省 と 新聞
それぞれの課題
1学期の個人懇談期間が終わりました。15分ぐらいから30分を越えるまで、懇談の時間は人それぞれでしたが、その懇談の話の中で、1組みんなの課題が見えてきました。
ある教科が苦手になりそうなので、その教科をもう一度最初からやり直すことが課題になっている人がいます。中間テストの結果が良かったために油断して期末テストの結果が・・・ ということで、あらためて勉強に取り組む姿勢をきちんとしなければならない人がいます。成績は伸びたけど、その状態を維持するためにこれからどうするかが課題の人がいます。とにかく1学期に学んだことを全部復習することが課題の人がいます。授業に集中することが課題の人もいるし、提出物の期限が守れなかったり忘れ物が多かったりしたので、夏休みの宿題は何が何でも夏休み中に完璧に仕上げて、期限を守って提出しなければならない人がいます。
課題の内容も人それぞれでしたが、各自の課題解決に向けて、明日から始まる長い夏休みを大切に過ごして欲しいと思います。
きちんと反省を
1組は生活面できちんとできている人が多いので、どうしても学習面での課題が多くなってしまいますが、生活面での課題がある人もいないわけではありません。また、懇談では見えてこなかった課題があるかもしれません。課題をしっかりと確認するためにも、きちんと反省をしましょう。
ところが、その『きちんと反省をする』ことが結構むずかしいようです。「1学期の反省」を見ていると、コメントを書き込むところに『反省』が書けていない人がたくさんいました。例えば「ちゃんとできた」「ときどき忘れていた」のような内容しか書けていなかった人がたくさんいたのです。
僕に言わせると、これは単なる『報告』です。反省ではありません。本当のきちんとした反省には、それぞれの項目についてどうだったのかという「報告」のあとに、『だからこうしたい』とか『これからはこうする』といった内容がくっついているものです。そこまで考えてこそ、反省がこれからに活かすことができるのです。
きちんとした反省がすでにできている人とそうでない人とでは、これから先大きな差が出てしまいます。反省したつもりになっていた人は、もう一度1学期をしっかりと振り返って、きちんと反省をやり直してください。
新聞を利用しよう
国語の文章や漢字が苦手だ。社会の地理や歴史、時事問題で点数が取れない。理科に興味が持てなくて何をどうすればいいのか困っている。懇談ではこんな話題も出ていました。こういう人たちは、この夏休みに新聞を利用してみませんか?
どんな記事が掲載されているのか、まず全ページをゆっくりと見てみましょう。興味を持った記事があればじっくりと読んでください。朝刊なら最初から最後のページまで進めば最低でも30分はかかると思います。これを一週間も続ければ、新聞がどのように構成されているかがわかってくるはずです。
読んでいてわからない漢字や語句が出てきたら、辞書などで調べましょう。立派な国語の学習になります。できれば読むだけではなく、天声人語や編集手帳など新聞記者の考えなどが掲載されているところをノートに書き写すともっと効果的です。夏休み中、これらを続けていけば自然に文章読解力や文法に関する力が身につくし、社会の地理や歴史、時事問題にも強くなります。天気予報や科学関連の記事の中から理科の知識につながりそうなネタが見つかることもよくあります。
さらに、新聞には読者の意見などを掲載するコーナーがあるので、自分の意見や考えなどを投稿すると、掲載されたかどうかで自分の文章を書く力がどれだけ通用するかがわかります。掲載されたらすごい自信につながるうえに、友達や親戚に自慢ができます。ついでに図書券などがもらえるのでお得です。だいぶ昔に担任していたクラスでは、一回の夏休みで4人が掲載されました。目指せ、新記録!(掲載された人はその記事をぜひ持ってきて見せてください)
夏休みを元気に、そして大切に過ごして、2学期に元気な顔を見せてください。