1学期の懇談を終えて
懇談での話
懇談ではいろんな話をしました。勉強はもちろん、提出物や忘れ物、授業中の様子、クラス内の友人関係、部活など広範囲です。清掃や遅刻などの生活面についての話もしますが、6組は特に教室の清掃が誰もさぼらない(さぼれない?)のであまり話をすることがありません。その分学習面での話が多かったかな? と思います。
1時間以上話をした人もありましたが、多くはもっと短い限られた時間での懇談でしたから、充分に話ができていないかもしれません。もしも何か気になることなどがあればいつでも言ってください。
懇談では君たちが書いた1学期の反省を使いましたが、その反省を見ていて気になる人がいます。それは『自分に甘い』人です。例えば授業中の様子について、自分ではちゃんとやっているつもりで「できた」に○をつけているけど、教科の先生からは「集中していない」などと指摘された人がいます。前回の学級通信で『本当の反省』が大切だと書きましたが、『自分に甘い』状態ではそれは無理です。しっかり自分に厳しい反省をし、夏休み中にやる1学期の復習に取り組んで下さい。
授業中の工夫 1年生と2・3年生のちがい
懇談中に何人かに話をした事なんですが、話の流れの関係で伝えていない人も多いのでここで紹介しておこうと思います。
僕は、1年生から3年生まで、全部で17クラスの授業を担当しています。テストは3種類作って、17クラスの採点をしました。さらに1学期の成績をつけるために授業プリントを点検しました。その点検中に思わず「すごいなぁ」と思った人たちがいました。
僕が黒板に書いたものをプリントに写すのは当然なんですが、それだけで終わらせないでとても分かりやすくまとめていた人がいたのです。ある人は、3色のマーカーを使って重要度に合わせて専門用語やポイントなどを分類していました。さらに関連のある項目を線でつなぎ、学習内容の「流れ」が分かるようになっていました。
別の人は僕が補足説明した内容をプリントの余白部分などにうまく書き込んでいました。しかも、僕が説明した内容をそのまま書くのではなく、自分なりにまとめていました。授業中に黒板の字を写し、補足説明を聞き逃すことなくプリントをここまで工夫してまとめるのは、膨大な頭脳活動をすることになり大変だと思います。でも、授業中にそこまでやっておけば、家での勉強の負担は軽減されるでしょう。それをやってのけた「すごい」人たちは、やはりテストの点数も高かったです。やるだけの価値は充分にあると思います。
そんな「すごい」人たちは、みな2年生か3年生でした。1年生の中にはそこまで「すごい」人たちは、ひとりもいなかったのです。自分にあった勉強法を見つけることが出来ている人がいるかいないか。ここが1年生と2・3年生の違いだなと思いました。
でも、あせる必要はありません。これからいろんな勉強方法を試してみて、自分にあった方法を見つければいいのです。失敗してもかまいません。見つけるまで多少時間がかかってもかまいません。今ならまだ余裕がありますから。3年生になってからでは、そんな余裕はありません。
とにかくやってみましょう。いろいろとやってみることで、その中から自分にあった勉強方法が見つけられるのです。
楽な方法はない
『勉強のやり方が分からない。』よく聞く言葉ですが、僕の今までの経験で言うとその言葉の前には『楽にできる』という言葉が隠れていることが多いです。なるべく遊ぶ時間を減らしたくないなどの理由で『楽にできる勉強のやり方がわからない。』と思うのでしょう。しかし、そんな方法なんかあるわけがないです。コツコツ努力するしかないんです。
まず、長い夏休みの間に1学期の復習を全員必ずして下さい。まぁ、夏休みの宿題がそのまま1学期の復習とほぼ同じことになりますから、宿題をきちんとやれば自動的に復習をすることになりますが、それだけではなくどんなやり方がいいのか考えて、もう一度ノートを全部写してみるとか、教科書の問題を全部やってみるとか、1学期のテストで間違えたところを徹底的にやり直すとか、いろいろやってください。
楽をしたいという甘い考えを捨てて、小学校までとは違った夏休みの過ごし方ができるかどうか。それが、これからに大きく影響しますよ。