気配りの大切さを知ろう

気配り上手は評価される
 60歳以上でファストフード店で働く人

****** ネットで、見つけたニュースです ******

 60歳以上の店員がたくさん働くファストフード店がある。ここでは70歳の人もいる。店側からすれば、若い人材が集まりにくいという窮余の策で始まったのだが、いまではお客に対する「気配りがすごい」といった積極的な評価になっている。
 60歳以上の店員が5分の1を占めるのは、全国展開するファストフードのチェーン「モスバーガー」五反田東口店だ。「アットホームな雰囲気がいい」と、近隣のオフィスから通う常連客も多い。人生経験の豊かな「熟年」は若い店員よりも気配りができて、気持ちの良いサービスを受けられるというのだ。しかし、ファストフードというスピード感が求められる場で、働けるのだろうかという疑問もある。           <中略>
 「モスバーガー」では注文を受けてからハンバーガーやポテトなどを作るため、待ち時間が5~10分程度発生する。その時間を退屈させないのが、良いところだという。若い店員の場合は注文を受けた後はお客に背を向けて、作業に没頭してしまうが、「今日はお天気でよかったですね」といった会話をしてうまく間をつなぎながら作業をする。こうした気配りは店が教えたのではなく、自発的にやっているそうだ。同店の30代の店長や若いスタッフらは、「こうした姿勢を学ばなければいけない」といっているそうだ。
 広報担当者によると、五反田東口店は駅前に立地する大型店で、お客が多く訪れ、スタッフの確保が課題だった。そこで店長がアルバイトの募集年齢を60歳に引き上げたところ、59歳の女性の応募があった。採用すると、接客が見事なことがわかり、それ以降同店では採用方針を見直し、今では60歳以上が10人にも増えた。   <後略>
                       2008年6月23日11時55分配信 J-CASTニュースより

僕が求めること

 昨日の終礼で、掃除の時の気配りについて話をしました。
 僕の教室の掃除のやり方は、「床をほうきで掃く」「床を雑巾で乾拭きをする」「机を運ぶ」という3つの作業を合理的に進め、それ以外の作業はそれぞれの担当の仕事を終えた人がやるようにしています。例えば、机の水拭きや窓拭き、黒板の溝をきれいに拭く作業等は、特に誰がするべきだということは決めていません。やるべきことに気がついた人がやればいいというスタンスです。
 まさに大切なことは『気がつく』ということと、気がついたことに対して『最善の方法を考える』ということと、『自分から行動する』ということなんです。それが『気配り』と言うものではないかと、僕は思うのです。そして、そんな経験を積み重ねていくことでもっと上手に気配りが出来るようになるのではないかと考えているのです。
 君たちには言われたことや決められたことだけをやるのではなく、小さなことでもかまわないから、みんなのためになることを自分で考え、行動する。それができるようになって欲しいのです。これは生きていく上でとても大切なことだとわかって欲しいのです。
 同じようなことは今まで何度となく話をしてきました。そして、昨日の終礼でも黒板の溝を誰も拭いていないことを指摘して、話をしたつもりです。

自分のこととして考えよう

 終礼が終わってからしばらく教室に残って、僕はみんながどうするか観察しました。終礼で話をした段階では、黒板の溝はきれいになっていませんでした。誰か一人でも僕が話したことを自分のこととして感じ、どうするべきか考えてくれたら、終礼が終わってからきれいにしてくれるのではないかと期待したからです。
 残念ながら、そんな人は一人もいませんでした。欠席が2人いましたから、残りは34人です。そう、34人もいたのに誰も・・・ 僕は、自分で雑巾を洗い、黒板の溝をきれいに掃除しました。少なくとも、今日、教室で授業をする先生はいやな思いをせずにすんだのではないかと思います。

 君たちは、まだまだ成長していく途中です。だから、失敗することもあると思います。でも、同じ失敗を繰り返してはいけません。まず、教えてもらったことをしっかりと受けとめましょう。そして自分のこととしてよく考えるようにしてください。そうすること自体がもう『気配り』なんですから。