しっかり『反省』することは とても大切なのです

良かったところも反省をしよう

 初めての中間テストが終わりました。学年の平均点と担当の先生からの講評も出て、今はテストの反省とテストプリントを綴じたファイルの点検等をしているところです。
 さて、その反省の用紙を配った時に、ぼくは「悪かったところだけを書くのが反省じゃないよ」といいました。おぼえていますか? 小学校の時に比べて、中学校では勉強をめちゃくちゃ頑張った人ってきっといるはずです。そして、そのめちゃくちゃ頑張ったおかげで、思っていたよりも良い結果になった人もきっといるはずです。そんな人は、自分で自分をほめてあげるべきだと思うのです。
 いつもは50点ぐらいの人が65点取れた。80点以上なんてほとんど取れない人がいくつかの教科で80点以上取れた。いつも90点以上取れる人が、今回も頑張って全教科90点以上をクリアした。みんな頑張った結果なら、素直にそこは良かったと反省すればいいのです。
 人と比べて点数が高かったとか低かったとか、それだけで一喜一憂する人をよく見かけます。もしも、あまり勉強をしていなかったのに、たまたま勘があたっていい点数がとれたとしたら、喜んでる場合ではありません。また、普段の点数よりも20点も高い点数を取れた人が、普段通りの点数を取った人に「負けて」しまうこともあり得ます。単純に友達と比べるだけでは、何の意味もないこともあるのです。大切なのは、自分がどれだけ努力して、それがどのように結果につながったかということ。7月1日から始まる期末テストの時には、中間テストの結果と比べることができます。今回、しっかり反省すれば、きっと期末テストでもよい結果につながると思います。

本当の反省をしよう

 みんなの反省を見ていると「この教科は一番点数が良かった」のように、簡単に1行だけ書いている人が何人もいました。ぼくに言わせれば、これは反省ではありません。
 良かったところはどういうところが良かったのか、悪かったところはどこで、どういうところが悪かったのか。細かいところまできちんと分析をする必要があります。そして、次からはどうするのかを考える。それが本当の反省というものです。
 きちんとした反省ができないと次に活かすことはできませんから、しっかりと本当の反省をしましょう。
 まずは、解答用紙をもう一度見てみましょう。間違えたところに共通点はありませんか。間違いがどこかに集中していれば、そこがあなたの弱点の可能性があります。間違いがあちらこちらに散らばっているときは、問題の読み違いや単純なミスが多い可能性があります。他にテスト前の勉強方法に問題があったのかもしれませんし、根本的に勉強不足があったのかもしれません。
 きちんとした正しい反省をすることになれていない人のために、反省例を書いておきますから、参考にしてもう一度反省をやり直してください。

・ テスト前の勉強で、得意なところを中心に時間をかけたので、苦手な教科のテストはわからないところが多かった。苦手なところもしっかりと勉強したい。
・ テスト前の勉強時間が足りなかった。そのために勉強できなかったところがあった。学習計画をきちんと立てて、勉強に取り組みたい。
・ 問題を読む時に、ていねいに読まなかったので意味を間違えた。落ち着いて確かめながら読もうと思う。
・ 文章問題がどうしてもできなかった。問題集を買って繰り返し勉強して苦手意識をなくしたい。
・ だいじょうぶと思い込んで、時間があったのに見直しをしなかったので、間違えたところがあった。見直しをしていれば、もっと点数があがったのに。次は必ず見直しをする。
・ 見直しを一応はしたけれども、ていねいに見ていなかったので間違いに気がつかなかった。こんどはていねいにしっかり見直しをしたい。
・ 授業中に聞いていなかったところがあって、家で勉強していてもそこはわからなかった。授業中は集中して先生の話を聞こうと思う。