「みんなで」がんばろう!
わからないからイヤ
テストと勉強についての話 つづきです。
勉強がわからないからテストはイヤだという人も多いのではないでしょうか。授業を聞いていてもわからない。教科書や参考書を見てもわからない。だから、どうやって勉強していいのかわからないし、やる気なんか全然ない。というような場合です。
人がそれぞれ持っている能力にはいろんなものがあって、ある能力だけに注目して比べてみるとそこには必ず「差」があります。例えば「走る」という能力を考えれば、人によって速さに差があるということは納得できると思います。勉強がわかるかどうかについても同じように「差」があるわけです。だからといって勉強がわからないという人は、勉強から逃げたり、『それじゃぁ仕方がないなぁ』とあきらめたりしてはいけません。昨日の学級通信でも書いたように勉強をわかろうとする努力は絶対に必要です。
もう一度「走る」という能力について考えてみます。走るのが速いといっても短距離が得意なのか長距離が得意なのかでずいぶんと違いがあります。ハードルのような障害物があったり、きれいに舗装されていない路面状態であったり、そんな条件の違いでも速さには差が出て来ると思います。
何がいいたいかというと、勉強も人によってずいぶんと違いがあるということです。90点取る人もいれば50点取る人もいる。授業中に先生の話を聞いただけですぐに理解できる人もいれば、家で予習や復習をしてやっと理解できる人もいる。5分で暗記できる人もいれば、暗記するのに一時間ぐらい必要な人がいる。人によって差があってあたりまえ。だから、自分に合った勉強法を見つけて欲しいということです。
そして、人によって持っている力に差はあるけれども、自分の持っている力を最大限出し切ることができるかどうか、そこが重要なんです。90点取れる人は90点を目指し、50点取れる人は50点取るように頑張る。それが何度も書いている『努力』ということなんです。あきらめて努力することをやめてしまったら、当然取れる点数は下がってしまいます。
力を引き出すもの
そんなこと言ったって、一人じゃ何もできないよ。そう考える人もいると思います。そこで『集団の力』について説明します。
人間は、集団で生活するなかでお互いに影響しあっています。その影響がうまく働くと個人の能力を伸ばすことがあるんです。それを『集団の力』と呼ぶのですが、勉強についてもこの集団の力がうまく働けば、勉強がわかるようになるんです。成績が伸びるんです。
では、具体的にどうすれば集団の力がうまく働くのでしょうか。勉強を教えあう。それだけです。質問をする人がいて、それに答える人がいる。そうすると、それを見ていた人は自然に自分も頑張らなくちゃって考える。さらにその人が頑張ると周りの人に影響していく。そうやってクラスの雰囲気が盛り上がり、集団の力がうまく働くようになるんです。
初めての中間テストで、勉強をみんなで一緒に頑張っていくんだという雰囲気がクラスの中にできたら、みんなにとって大きなプラスになります。「わからないから教えて」と言う勇気と、「わからないから教えて」と言ってもらえる優しさを大切にしましょう。
ほんとに余裕がある?
中学校に入学して初めてのテストですから、仕方がないのかもしれませんが…。 テストを前にしても特に何も考えていない人や、今の授業内容ならテストも大丈夫と余裕を持っている人たちもいます。本当に大丈夫でしょうか?
例えば社会では時事問題があります。時事問題というのは最近のニュースから問題を出すもので、地理、歴史、政治・経済、その他宿泊行事といったものに関する問題が出ます。他にもあるかもしれません。新しいフランスの大統領は誰? 7月にある選挙は衆議院?参議院? 宿泊行事で行く近江八幡市は何県にある? みんなわかりますか? どんな問題が出るかわからないのに、ニュースを見聞きすることはないのに、なめてかかっているとあとで思わぬ結果につながるかもしれません。注意しましょう。
・先生に教えて欲しいことがある場合には、その先生に声をかけてください。ただし、「今、お時間いいですか」など配慮も忘れずに。
・勉強する時間を確保するため、部活は基本的になしになります。部活によっては、試合の関係でやるところもあるので各自で確認しておいてください。