1年宿泊学習 シミュレーション物語 近江八幡編

 シミュレーション物語は、修学旅行だけではなく1泊の宿泊学習の際にも書いていました。
 目的については、修学旅行のシミュレーション物語のところをご覧ください。
 このシミュレーション物語は、近江八幡で1泊した時のもので、近江八幡市内のタウンラリーと琵琶湖でのいかだ体験の部分だけを抜き出しています。
 なお、登場人物の名前は、その学年にかかわる先生の名前を使っていましたが、今回も別の名前(仮名)に変えてあります。

第1章 タウンラリー

 1年生の宿泊学習も1日目午後のプログラムに入った。とってもよい天気だ。あの1組の教室にある気色悪い巨大テルテルボーズのおかげなんだろうか。だとしたら、あのテルテルボーズをなめてはいけない。大切にしなくては。
 楽しく遊んだ希望が丘文化公園を出て30分ぐらいで、バスはスタート地点の日牟礼八幡宮に着いた。ここで課題用紙と地図をもらい、近江八幡市内を班ごとに歩いて回るタウンラリーに挑戦する。近江八幡市内は、古い町並みなどがまるで映画やドラマのセットのように残っているところで、実際に時代劇の撮影が何度も行われているところらしい。もしかすると、今日もこの近くで撮影をやっていて、生で芸能人を見ることができるかもしれない。
 配られた課題用紙を見ると設定時間は1時間40分。その時間内に課題をクリアするために地図で指定されたポイントをできるだけたくさんまわるようになっている。設定時間と実際にかかった時間との差に応じて減点されるので、ゴールする時間が早すぎても遅すぎても不利になるわけだ。だから、時計係の井上くんの役割は重要だ。
 また、どの班もこの時間を過ぎてはいけないという最終到着時間が決まっていて、それを過ぎてからゴールすると失格になるので、その時間が迫ってきたらまわっていないポイントがあってもあきらめなくてはいけないことになっている。
 さらにチェック担当の先生のサインをもらったり記念スタンプを押したりする課題や、班のメンバーが全員そろっていないところを先生に見つかると減点されるようなルールがあったりして、それらの得点を合計して順位を競う内容になっている。
 この班のメンバーは牛山くん、江本さん、織田くん、加山さん、井上くん、北川さん、浅井くんの7人である。課題用紙は班長である牛山くんが持つが、「こう見えても、私、社会は得意やねん。地図の見方はまかして」というので地図は北川さんが持つことになった。そうこうしているうちに私たちの班の出発時間がきた。先生の指示に従ってバスの中で出発時間を記入してもらい、スタートだ。

第2章 日牟礼八幡宮を出発

 とりあえず日牟礼八幡宮のすぐ近くにあるポイントを目指そう。おっと、その前に他のチェックポイントの位置と課題の内容をきちんと確認しておかないと、ムダに歩くことになってしまうかもしれない。そう思っていると、浅井くんと織田くんが勝手に先に歩いている。班がバラバラになっている所をパトロールの先生に見つかると減点されるのに。しかも、彼らの歩いていく方向はポイントのある方向とは正反対だ。すると加山さんが「お~い、そこの二人! 減点されてもいいんか!」と叫んでくれて、無事二人は戻ってきました。
 地図係の北川さんの指示に従って、みんなそろって歩き出し、大きな杉の木のそばを通ってすぐに最初のポイントへ着いた。なんだかすごくあっけない感じ。地図を見てめちゃくちゃ広いエリアを歩かなくちゃいけないと思ったけど、実はそうではないみたい。ちょっと安心した。
 地図に書いてあるポイントの番号の順番に進むのではなく、なるべく短い距離を歩くようにどんなルートで行けばいいかを考えることが大切。今回、次のポイントに行くには、そのまま道なりに歩いて進むのがかしこい選択だ。するとすぐに次のポイントにつながりそうな、それらしい階段があったので、元気な男子2人が走って上がっていきました。ところが、なぜか課題の銅像がないと言います。みんなの視線は地図係の北川さんへ集中しましたが、彼女はいつものようにマイペース。「ホント? おかしいな。もうちょっとこっちかな」と言いながら先の道へと歩き始めました。するとパトロールの先生がいて、「それはこのすぐ先やで」と言われました。地図の距離と実際に歩く距離の感覚がまだつかめていないから、こういうことになったみたいです。
 まだまだ道のりは遠い。

第3章 まだまだ道のりは遠い

 課題用紙を持っていた牛山くんが、突然『あぶなかった!』と大きな声を出した。次の課題は何だろうと何気なく課題用紙を見ていて、地図に番号のない課題があるのを見つけたらしい。さすが「自分のこととしてよく考える」と言っている牛山くんだ。もしも、そのことに気づくのが遅れたら、スタート地点の近くまで戻らなければならなくなり、さらに長い距離を歩くことになっていたかもしれない。これを計画した先生、なかなかやるなぁ。でも、私たちの班はひっかからなかった。今ならほとんど歩く距離も増えないし、時間のムダもない。ルートを考えるのも大切だけど、どんな課題が出ているのかをあらかじめ見ておくことも大切だということだな。
 念のため、班員みんなで他の課題も全部確認をした。その方が安心だ。どんな課題があるか、班のメンバー全員で確認して、再び歩き始めるとすぐに地図が書いてある案内板を見つけた。そこには観光ポイントと一緒に通りの名前も書いてある。「何という通りか名前を答える課題があったやん。これ写したらええんちゃう?」と加山さん。みんなもうんうんとうなずいている。でも、「それはあかんねん」と牛山くん。課題は通りの読み方まで書かなくてはいけないから、漢字しか書いていないこの案内図を見て写しても得点にはならないのだ。きっとそこまで行けばわかるようになっているのだろう。う~ん。これを計画した先生、ホントになかなかやるなぁ。
 織田くんがなんだかモジモジしています。トイレに行きたいようです。近江八幡市内はあちこちに公衆トイレがあるので便利です。トイレを待っている間、江本さんはしおりのあいたところに短歌を書き始めました。さすがです。加山さんは歌を歌い始めました。さすがです。北川さんは、もう二度と間違えないように地図を見ています。さすがです。牛山くんは間違いがないか課題用紙を見ています。さすがです。井上くんは時計とにらめっこしながら「今、トイレ休憩になってから1分が経ちました。了解です。」と一人でぶつぶつ言いながら、時間の管理を完璧にやっています。さすがです。浅井くんはトイレのすぐそばにある木を見上げながら、「この葉っぱ、生でも食べられるかなぁ」と言いました。  さすがで…す?
 まだまだ道のりは遠い。

第4章 次々と課題をクリア

 古い町並みを歩きながら「国の宝であるこういった文化財などを直接見ることができるって、なんだかワクワクしませんか?」という江本さんの言葉に、浅井くんと織田くんは「えっ?」という顔をしています。近江八幡に残っている古い町並みは、みんな本物だから国の文化財などに指定されています。だから決して落書きをしたり、壊したりしてはいけませんと事前に先生から教えてもらったのに、聞いてなかったな、この二人は。何かやらかす前にしっかりと監視しておかなくちゃ。
 途中でお肉屋さんの前を通った。有名な近江牛のお店だ。おいしそうなにおいが周囲に漂っている。手づくりのコロッケを揚げているにおいだ。その前で浅井くんが揚げたてのコロッケをじぃっと見つめている。これはとても危険だ。昼食時間からそんなに時間はたっていないけれど、彼はきっとお腹がすいているに違いない。彼はお腹がすくと、とても凶暴になるのだ。早く次へ行こう。
 次のポイントに向かって歩きながら、自然とこれからの予定の話になった。こういうときに質問に答える役割は、なぜだかわからないけど江本さんがしている。プログラムをよく知っているのだ。「夕食のメニューは何やった?」「カレーライスだと思います」「明日、何時ごろ学校に帰るの?」「6時ごろだと思います」こんな調子である。ただし、実際にカレーライスは2日目の昼食だったし、学校に帰ったのは2時間前の4時ごろだった。江本さんって、ちょっとミステリアスだな。
 いろいろ話をしながらも確実に課題をクリアできました。ポイントの課題の内容は様々で、そのポイントに行って看板のようなところを見て書いてある文章から答えを見つけるものなんかもあって、こんな課題を10こ以上も用意するなんて、これを計画した先生、ホントになかなかやるな。
 この班は課題用紙を持っている牛山くんと地図係の北川さんの活躍、そしてみんなの協力で次々と課題をクリアしてきたが、さすがに少し疲れが見えてきた。加山さんは「まだまだ若い者には負けへんでぇ」と言いながら頑張って歩いている。おいおい、あんたは中学生やろ。最初先頭を歩いていた織田くんと浅井くんは、いつの間にか最後尾にいる。長距離を歩く「ペース」というものを考えないではしゃぎまわったりすると、こういうことになる。牛山くんがニヤリとしながら低い声で『ふっ。あいつら、まだまだ子どもやな』とつぶやいた。えっ? みんな同じ中学生なのでは???
 まだまだ道のりは遠い。

第5章 広場

 たまたま広場のそばを通りかかった。ここで少し休憩しようかと思って振り返ると、いつのまにか織田くんは「その軟弱な精神をたたき直してやる。ダッシュ20本、腕立て伏せ50回!」と、お年寄りにエサをもらっているハトにむかって叫んでいた。すぐそばで大声を出されているかわいそうなハトも気になるけど、ハトがダッシュや腕立て伏せができると本当に織田くんは思っているのか、すごく気になった。
 他の人はと思って見てみると、北川さんはまるごと暗記するかのように地図を見ているし、コロッケを食べることができなかった浅井くんはとにかくイライラしているし、加山さんはそのあたりをぶらぶらしながら咲いている花を見たりして楽しんでいるし、牛山くんは「本当にこれ以上課題はないか、見つけ出してやる」とぶつぶついいながら答えがずいぶん埋った課題用紙を見つめているし、江本さんは「春の園~」と短歌を詠み始めるし・・・
 見事に、ほんと見事としか言いようがないぐらい、みんなバラバラ。一瞬で班はすごい状態になっていた。この班のメンバーの一番悪い面がもろにでてしまった・・・。
 突然、お腹がすいてイライラしていた浅井くんが「いつになったら夕食が食べれるんや!」と叫んだ。するとそれまで静かだった江本さんの目がキラリと光った。「浅井くん、食べれるは間違いです。ちゃんと食べられると言い直してください。日本語は正確に美しく使いましょう!」その瞬間 ピーン と班の中になんだか緊張が走り、みんな我に返ったようです。とりあえずまだ課題も残っているので、次のポイントに向けて出発しました。

第6章 ゴールへ

 さらに課題を順調にクリアして進んでいると、ゴールの方向から走ってきた班に出会いました。さっき牛山くんが発見した地図に載っていない課題にやっと気がついて、時間は間に合うかどうか、ちょっとぎりぎりだけどそこまで一生懸命走っていくところだそうです。その班の里見さんは「あの、すごくしんどいんです。あの、ちょっと、答えを、あの、教えてくれませんか」と言ってきました。答えを教えるとどちらの班も失格になるので「無理」と答えると、とても悲しそうな表情を一瞬見せたあと、あきらめてまた走っていきました。交通事故に気をつけて欲しいものです。
 まだ着かないのかといいかげんイヤになってきたころ、やっとゴールの近くまでたどり着きました。牛山くんと北川さんに確認すると、残りのポイントはひとつだけで、あと10分ほどでゴールできそうだということがわかりました。そこで井上くんに時間を確認すると、「ゴールの目標時間まで残り29分51秒です。」というとっても正確な答えが返ってきました。課題を順調にクリアして時間があまっています。ゴールするまでの間にどこかで時間を調整しようと思っていたら、ちょうどよい広場のようなところがあったので、ここで少し時間を過ごすことにしました。ついさっきまでばてていたくせに、さっそく走り回る浅井くんと織田くん。また短歌を考える江本さん、景色を楽しむ加山さん、地図を見る北川さん。「自分のこととしてよく考える」を実践している牛山くん。時計を見ながらカウントダウンを続ける井上くん。それぞれの時間を過ごしました。
 そろそろいい時間になったみたいなのでゴールに向かいます。いつの間にか、道に段差などがあったりすると「ここちょっと危ないで」なんて自然に声をかけあうようになっている。なんとなくいい班になったのかもという雰囲気を感じる。やがて道なりに進むとゴールである「あきんどの里」の看板が見えるところに出た。すると別の道から他のクラスの班が来た。どうやら道を間違えて遠回りしてきたらしい。とても疲れた顔をしている。しんどいんだろうなぁ。ずっと正しい道へ誘導してくれた北川さんと課題を無駄なくクリアできるように誘導してきた牛山くんを見るみんなの目が変わった。なんだかこの班、ますますいい感じになってきたやん。すごくうれしい。
 やっとゴールできた。みんなも笑顔だ。そのみんなの笑顔を見ていてさらにうれしくなった。この班の人たちと一緒にがんばってきてよかったと思う。課題用紙を提出したら、思いがけず引き換えに???がもらえた。疲れているから、ほんとにうれしかった。(???が何かは当日までヒミツです)
 どの班も必ずこの時間までに帰ってこなければならない。という最終到着時間ぎりぎりに最後の班が帰ってきた。途中、すれ違った里見さんのいる班だ。なんとか無事に帰ってきたんだな。よかったよかった。
このタウンラリーでは、いい成績がとれたのかまだわからないけど、楽しかったし、何よりも班員の仲が深まり、班の雰囲気がとても良くなったことが一番うれしかった。

第7章 琵琶湖

 宿舎の前の駐車場を抜けて道路を渡れば、そこはもう琵琶湖の浜。広い砂浜で、遠浅なので夏には水泳場として利用されます。沖に見える大きな島は沖島といって人が住んで生活している日本で唯一の淡水湖上の島です。そんな島があるぐらい琵琶湖って大きな湖なんですね。
 それから、普通の湖は流れ込む川が砂などを運んでくるからだんだんと浅くなっていって、やがて湖ではなくなってしまいます。特に琵琶湖は流れ込む川はたくさんあるのに流れ出る川は一つだけなので早く埋まってしまいそうです。でも、琵琶湖は地殻変動の関係で少しずつ水深が深くなり続けているので、400万年という世界でも有数の長い歴史を持つ湖なんです。そのため、琵琶湖にはとても多くの動植物が生息し、中には世界中でこの琵琶湖にだけ生息する生物もいます。また、琵琶湖の底につもった土を分析すれば過去の地球環境のデータがわかります。この琵琶湖を大切にしていくことはいろんな意味で意義のあることなんですね。

第8章 いかだづくり

 浜について整列すると、いかだづくりを指導してくださるインストラクターの方のお話があった。そして、すぐに全員にヘルメットが配られた。いかだは角材を組み合わせたものを2本のフロートに固定してできあがるが、その角材を組み合わせるときに頭をぶつけてしまうこともあるかららしい。レースの時には安全のためにこのヘルメットと落ちても水に浮くことができるライフジャケットを着用して参加するそうだ。
 ヘルメットをつけたら、長い角材と短い角材を用意して組み立てを始めます。クラスを半分にわけてそれぞれいかだを1つずつ作るのですが、くぎやねじなどは使わないで、ロープだけを使って組み上げていきます。このロープの結び方がややこしい。途中でゆるんだりしないように、でも、終わったらゴミを出さないようにきれいにほどけ、そのロープを何回も使うことができるように特別な結び方をするのです。ゴミを出さず、資源を大切に使いながら自然に親しむ。これが本当の意味での『エコ』と言うんだろうな。
 さっそくロープを手に取るとササッと角材に結びつけて自慢げにしていたのに、その結び方を見たインストラクターに「全然違うよ」と言われ、落ち込んだ浅井くん。しっかり結びなさいということだけを正直に実行し、力まかせにロープを引っ張ってちぎってしまい、それをロープのせいにして怒られた牛山くん。ずっと歌を歌いながら結んでいて、ロープがゆるいと言われた加山さん。インストラクターの説明をよく聞いて「了解です」とか「なるほど。ここは、こうするんですね」などとていねいに確認して、最初から完璧に結び方をマスターしてほめられていた井上くん。それぞれいろいろありましたが、やっているうちにみんな上達して、角材をしっかりと組み上げることができました。
 次は2本のフロートに、みんなで組み上げた角材を大きな輪ゴムのようなもので固定していきます。その頃になって、あらかじめ学校で書いていた旗がいかだのところで発表されました。わがクラスの旗を見ると1枚は「沈没丸」、もう一枚には「バランバラン号」と書いてあります。「縁起が悪い!」「こんな旗をつけて大丈夫か?」という声にも、「大丈夫やって」とニコニコ笑顔の北川さん。「関係ないと思います」と平然としている江本さん。この二人に担当させたことがそもそも間違いだったのかもしれません。

第9章 いかだレース

 すべてのいかだが完成したら、全員ライフジャケットを着用していかだレースの準備にかかります。漕ぐためのパドルを受け取ってそれぞれのいかだに10人ずつ乗りこみます。隣のクラスのいかだは重量バランスをまったく無視して乗り込んでいるので、ひとつは右に傾き、もうひとつは後ろに傾いています。あれではスピードが出ないだろうなぁ。と思っていたら、「それぞれのいかだは沖にある目印を回って戻ってきてください。そして、次の人たちと交替です。用意はいいですか? それではスタートしてください」といきなりレースが始まりました。
 どのいかだも全員がいっせいにパドルを動かしてはいるんですが、タイミングがばらばらだったり、漕ぐ力のバランスが悪くていかだは右を向いたり左を向いたりして、うまく進めません。浜で見ている人は笑っていますが漕いでいる人たちはみんなあせっています。浜から「みんなで声を出してタイミングをそろえろよ!」というアドバイスが飛び、ようやく少しずついかだは前に進み始めました。
 その時、隣のクラスの右に傾いていたいかだが大きくカーブしながら進み、そのまま沈没丸に衝突、そのはずみで里見さんがいかだから落ちてしまいました。「沈没」はしませんでしたが、この事故はあの旗のせいかもしれません。ライフジャケットのおかげでおぼれることもなく、意図せず琵琶湖で泳ぐことになった里見さんは、やがていかだの上に救助されたあと、何が自分に起きたのかまだ理解できないようで、しばらくは目が泳いでいました。
 バランバラン号は、事故にもあわず順調に目印を回っていいペースで浜へ戻ってきました。優勝を狙えるかもしれません。急いで次のメンバーと交替です。織田くんはやたらと張り切っています。でも、一人だけ張り切ってもいかだはうまく進みません。さっき笑っていた人たちがこんどはあせりながらパドルを動かす番です。「やってみたらめっちゃ難しいやん。さっき笑ったこと、あとであやまっとこ」という声が聞こえましたが、みんなパドルを動かすのに必死で、誰の声かわかりません。
 結局、バランバラン号は2位、沈没丸はビリから2番目という結果に終わりました。その結果を聞いて、突然、織田くんが「優勝できなかったのはおれのせいや。責任を取って今からダッシュ20本、腕立て伏せ50回やります!」といって浜を走りだそうとしました。すると「なんでやねん。みんなの責任やろ。」と牛山くんが言い、みんなもうなずいてその場は終わりました。クラスの人間関係はバランバランにはならなかったようです。