2年宿泊学習 シミュレーション物語 淡路島編
シミュレーション物語は、修学旅行だけではなく1泊2日の宿泊学習の際にも書いていました。
目的については、修学旅行のシミュレーション物語のところをご覧ください。
今回のシミュレーション物語は、淡路島へ1泊で行った時のもので、かご網漁、船釣り体験、漁村体験(アジの開き作り、タコの塩ゆでなど)、陸釣りを中心に話を構成しています。
なお、登場人物の名前は、その学年にかかわる先生の名前を使っていましたが、今回も別の名前(仮名)に変えてあります。
はじめに
※この部分はアクション映画かサスペンスドラマの予告編風に読んでください。
あの作品がついに帰ってきた! 再び我々の前に姿をあらわしたのはやつらだ! 今回は舞台を海に変えて、いったい何をやろうというのか。さらに、新しいメンバーの登場も見逃せない!! シミュレーション物語2! 本日いよいよ大公開・・・
う み は ひ ろ い な お お き い な
第1章 明石海峡大橋
8時15分に学校に集合したあと、バスに乗って出発する。いよいよ淡路島に行くわけだ。バスは高速道路に入り、順調に走る。バスレク係の人たちががんばってくれて、みんなで楽しく過ごしているうちにどのあたりを走っているのかわからなくなった。ま、いいかなんてあまり気にしないでいると、やがてバスは長いトンネルに入った。それまでにもいくつかトンネルを通ってきたけど、このトンネルはなんだか長い。「いつまで続くんやろう? このトンネル…」とみんなが気にしはじめたころ、急に前方が明るくなり、その先に巨大な橋が見えてきた。橋長3911mで世界最長のつり橋、明石海峡大橋だ。
大橋の上から見ると海面がキラキラと輝いている。大きな船や小さな船が行き交っているのが見える。その上を走っていくバス。なんか、すごいって感じちゃいます。その時、窓にへばりつくようにして海を見ていた石本君が、「渦潮はどこや!? 見えへん」と大きな声で言いました。「渦潮で有名なのは淡路島の南の端にある鳴門海峡。ここは淡路島の北の端にある明石海峡。ぜんぜんちがうで」と上野さん。さすがです。
やがてバスは橋を渡り終えて、淡路島に入りました。時計を見るとバスが出発してから2時間ぐらいしか経っていません。思ったよりも早かったなっていうのが正直な感想です。だって海まではめっちゃ遠いってイメージがあるもん。淡路島へ行く イコール かなりバスに乗る と思ったとしても仕方ないでしょう?
トイレ休憩のために淡路サービスエリアに寄ります。バスを降りたらさっき渡ってきた明石海峡大橋が見えます。風が気持ちいい。う~ん、海に来たって感じがする。ふと見ると、同じクラスの赤井君がふらふらと違う方向へ歩き出している。その先には・・・やばい、屋台がある。こいつは風にわずかに含まれた食べ物のにおいに反応したんだ。まるで犬なみの嗅覚だな。まだ弁当の時間まで1時間以上ある。きっと、おなかを空かせているにちがいない。彼はお腹がすくと狂暴になるのだ。「誰かそいつを止めろ!」と思わず叫んでしまった。その時には遠藤さんがすでに赤井君を止めていた。両手を腰に当てて赤井君の前に立ちはだかり「もう2年生になったんだから、きちんと考えて行動しないとダメでしょ」と説教している、さすが、去年同じクラスだったから、彼の習性をよくわかっている。
そんな様子を微笑みながら見ている大山君。(彼はいつも、なんか微笑んでいる気がする…)うしろから「あいつは去年からぜんぜん成長してないなぁ」という声がした。亀井君だ。私もそう思う。
第2章 宿へ
バスはそれぞれの宿に向かう。丘の上にある宿もあれば、港がすぐそこに見える宿もある。一番手前の宿と一番奥の宿はかなり離れていて、一台、また一台とバスが停まってクラスごとに別れていくという感じになる。ちょっとさびしい。
それぞれの宿に着いたら、さっそく自分の部屋へ行きます。荷物を置いたらお弁当を持って食事場所に集合し、昼食です。ところがそこへバスの運転手さんが来ました。なんとカバンをバスに置いたまま宿に来た人がいるらしい。誰だ?と思っていたら、顔を赤くした工藤さんが受け取りに行ってあやまっていた。彼女はこういうミスをやらかす人だったのか。こういったいろんな人のいろんな面を見ることができるから、宿泊学習はおもしろいんだな。
第3章 かご漁の仕掛け
午後は体験ローテーションをひとつすませてから港に全クラスが集まりました。今からかご漁の仕掛けをするのです。
かごは一人ひとつずつ用意されています。かごは扇形に広げることができ、一部に魚の入る穴があいています。穴にはかごに入った魚が出られなくなる工夫がしてあって、このかごの中にエサを入れて一晩海に沈めておくと、うまくいけば魚が中に入ります。
かごにはヒモがついていて、ヒモの先に各自の名前を書いた札をくくりつけておきます。次の日の朝、自分の名前の札がついてるヒモを引き上げて、かごに魚が入っていたら2日目の昼食のおかずが増えるというものです。
魚が入るかどうかは完全に運まかせですが、準備できたかごを海のどのあたりに沈めるかによっても差が出そうです。自分の勘を最大限にはたらかせて、ここと決めた場所にかごを沈めます。その時「あっ」という声が聞こえてきました。沢田君です。ヒモの端をしっかり持ってかごだけを海に投げないとダメなのに、うっかりとそのまま投げてしまったのです。ヒモと一緒に沈んでいくかご。悲しそうに見つめる沢田君。でも、彼はすぐに「こういうことになったらアカンという見本を見せてあげたんや」と言い出し、担任の先生にますます怒られていました。
第4章 体験ローテーション 船釣り体験
港に集合し、漁船に乗って船釣りを体験だ。漁師さんに誘導されて港にズラーっと並んでいる漁船のうちの1隻に1班ずつ乗る。最初に全員ライフジャケットを着用させられた。こんなものを身につけるのは初めてだ。案外きゅうくつな感じになるけど、何かあったときに安心できると思えばこれぐらい我慢するべきなんだろうな。
さっそく、港を出る。海はおどろくほど穏やかで波らしい波はない。ザブーンという感じではなくて、チャプチャプ。これが、瀬戸内海かと思った。私のおじいちゃんの家は太平洋に近く、夏に遊びに行ったら必ず海へ行くけど、そこは大きい波が来るからサーフィンを楽しむ人もいるのに、ここは全然ちがう。去年の宿泊学習で行った琵琶湖とあんまり変わらない。これなら船酔いなんかの心配は必要なさそうだな。
小さな船なので漁師さんが操船しているところを間近に見ることができる。そこには食べ物も大好きだけど同じようにメカも大好きな赤井君が、へばりつくようにして場所を確保していた。魚群探知機や操舵装置などについてあれこれと質問している。石本君は海に向かって何か叫んでいるし、大山君は相変わらず微笑んでいる。
石本君が「まだ、着かへんのかなぁ」と言い出した。きっと海に向かって叫ぶ言葉がなくなったんだろう。赤井君が「鳴くまで待とうホトトギスの気持ちが大切やで」と答えた。「ホトトギスって、ホーホケキョッて鳴くやつ?」「それはウグイスやろ」「じゃホトトギスはなんて鳴くの?」「あれ?なんて鳴くんやろう」そこらへんにいた人みんなで考えた時「特許許可局」と言う声がした。大山君だ。みんなで「おーっ」と言いながら思わず拍手をしてしまった。彼はクラスの中で唯一頼れる人かもしれない。
大鳴門橋を見ながら釣りのポイントに向かう。天気もいいし、風がさわやか。渦潮で有名な鳴門海峡だけど、少し離れたらそこはもうおだやかな海。のんびりした景色だ。こんなときに転校していった篠田さんがいたら、きっと和歌を詠むんだろうな。
大山君はそんな景色を見ながらやっぱり微笑んでいる。こんな景色や雰囲気が妙に似合う人だなと思った。舳先(へさき)では石本君と赤井君が腕組みをしながら風を受け、遠くを見つめて立っている。本人たちはあれでカッコイイつもりなんだろう。こいつらへのコメントはしないでおこう。
すぐに釣りのポイントに着いて釣りを始める。12隻が一列に並んで釣りをするのかと思っていたら、そうではなくて各船が適当に散らばってやっていた。「どれぐらい魚が釣れるかは乗っている人の運しだい」と漁師さんが言っていた。じゃあこの船はまったくダメか、ものすごい大漁かどちらかだな。なにしろメンバーが……な。
釣りといっても竿は使いません。糸を直接手で操作する手釣りです。まずエサを針につけるところから大騒動です。初めて見た人はその見た目の気味悪さに大きく目を見開き、「かみついたりしいひんやんな?」とわめき、手に触れた時の感触に顔をゆがめ、針が指に刺さったと悲鳴を上げ… 全員が釣り始めるまで、文字通り騒々しい状態でした。
漁師さんの指示に合わせて糸をのばしたら、あとは魚を誘うように糸をうまく操るのがコツなんだそうで、あまり動かしすぎると魚がエサに食いつけないし、じっとしたままだと魚がエサに気がつかないのでやっぱり釣れない。いろいろ試してみるしかないようだ。
突然、糸にかすかな感触が伝わって来た。すかさず手をすばやく動かし、魚に針が刺さるようにする。魚の動きが手に伝わってくる。かかったみたいだ。魚が上がってくるかどうかドキドキしながら急いで糸を巻き上げていく。やった!ちょっと小さな魚だけど、釣ることが出来てとてもうれしい。そのあとは、みんな次々と魚を釣り上げた。この船は大漁だった。
おや? 赤井君の顔色がとてもよくない。彼はたった一人魚を釣り上げることができなかったんだけど、どうやら魚を釣れなかった人は1日目夜のおかずがないと思いこんでいるようだ。人の話をきちんと聞いていなかったバツだ。そのうち真実は明らかになるから放っておくことにしよう。
第5章 体験ローテーション 漁村体験
漁村体験としてアジのひらきに挑戦する。こんなことを今までにしたことがないからか、あきらかにみんなハイテンションだ。準備ができたら、宿の方がまず手本を見せてくれる。とても速い! あっという間にアジがひらきになっていく。同じことを感じた人がいるのでしょう。「すご~い」と言う声が聞こえた。すると「ゆっくりやってたら、金もうけにならねぇ」とおじさんが答えてくれた。そりゃそうだ。
いよいよ私たちの番である。もう、こうなったら覚悟を決めてやってみるしかない。けど、どうもうまくできない。宿の人は、説明しながらよそ見もしていたのに。できたひらきは、分厚いところと薄いところができて、食べにくそうなものになった。我ながら情けないなぁと思いながら周りをみると、沢田君は、なにやらブツブツ言いながら切っている。アジの骨の並び方にあわせて最適な包丁の角度を計算しているんだそうだ。でもアジを見るとその成果はまったく出ていない。
工藤さんはこわごわやっているような雰囲気を周囲にまき散らしているが、手元を見ると切り方はかなり豪快だ。で、結局はうまくできていないようだ。田中さんはというと、なんと歌を歌いながらやっている。なんだか余裕があるように見える。さすがだなと思ってアジをみるとやっぱりぐちゃぐちゃだった。単に歌が好きなだけだったのね。結局みんな私と同じような状況で、少し安心した。
他のテーブルでも同じような状況が展開されていた。意外な才能を発揮したのは赤井君。食べるものに関することなら彼の守備範囲はとても広いらしい。また、まな板まで切ってしまいそうなぐらいパワフルにやっているのは亀井君。アジのひらきというより「アジのつぶし」という感じだ。しかも「魚ヘンに弱いと書いてイワシと読むくせに!」などと言っている。こいつはアジとイワシの区別もつかないのか。
その横で静かに黙々と取り組んでいるのは大山君。でも、あれ? 大山君のアジは少し変だぞ? アジの内臓などがきれいにならんでいる。しかも手に持っているのは包丁ではなく、メスとピンセットだ。こんなもの、どっから出てきたんだ? つまり、これってもしかしたらアジのひらきではなくて、アジの解剖? 「ん? つい…」とだけ答えて、作業を続行している。数分後、見事に解剖されたアジが並んでいた。彼のことを唯一頼れる人かもしれないと思ったのはまちがいかもしれない。
次は、なんとしても完璧なアジのひらきをつくってやるぞという気になってきた。不思議なもので、気合が入ったからか、二匹目はけっこううまくできた。もう慣れてきたような気がして、少し自信がついた。ふっふっふっ。私って、すごいんちゃうん? このあと、塩をふってお日様に干すといった作業は宿の方がやってくれて、後日学校まで送ってくれるそうだ。
漁村体験では他にタコの塩もみと海水を使っての塩づくりをする。生のタコに塩をふって手でよくもむ。そうすると、ゆでても柔らかく食べられるのだそうだ。ただ、生きているタコの感触は… それに腕に絡みついてくるし…。ゆでたタコはおいしいんだけど…。
塩づくりは、土鍋に入れた海水をマキの火でひたすら沸騰させて、水分を蒸発させるだけ。時間がかかるので班ごとに交代しながら火の番をするんだけど、正直言って熱いし、出来た塩はちょびっとだけです。でも、海水を使って塩を作ると天然のミネラルなどが混じるから、美味しい塩が出来るんだそうです。
第6章 体験ローテーション 陸釣り体験
船での釣りと違って今回は全員に釣り竿が配られます。これで、港の防波堤で釣りを体験するのです。こんなところで本当に釣れるのかと思ったけど、案外釣れるものらしい。
問題は、エサをどうするかだな。やはり何とも表現のしにくいエサで、模様のついたやわらかい生物らしきものだ。動きまわるわけではないし噛みついたりもしないけど、見た目がなぁ。これも体験だとあきらめて海での釣りに慣れている人に教えてもらいながら、何とか挑戦する。
こんなエサを見ても平然とした様子だった遠藤さんだが、やはりエサを直接手にするのはためらっている。一応顔は笑っているが、あきらかに引きつっている。彼女には夜の校舎やオバケ以外にも苦手なものがあったのか。
防波堤の上にあがって、石本君はまた海に向かって何か叫んでいる。「若いっていいなぁ。いや、私も若いもんにはまだまだ負けへんでぇ」という筒井さんの声が聞こえる。おいおい、あんたは中学生やろ。
竿を出す前に石本君が立っていた防波堤から港の外側の海面を覗いてみる。結構高い! これはふざけていて落ちると危ない。みんなも十分に気をつけよう。しかし、よくこんなところに石本君は平気で立っていたなぁ。
落ちないように気をつけながら、釣り糸を垂らしてみる。めちゃくちゃ張り切っているのは沢田君だ。勝負にとてもこだわる亀井君が、負けてたまるかと頑張っている。「おれのエサに食いつけ。わかってるやろな」と海面をにらみつけて魚を脅したり、この勝負に負けた方はどうするか、などと話したりして二人だけで相当うるさい。
徳山君はその横で静かに釣りをしていた。すると、続けて2匹も釣り上げた。とてもうれしそうだ。亀井君と沢田君は、そんな徳山君にたのみこんで場所を変わってもらった。二人の勝負はこれからだそうだ。ところが、徳山君は、さっきまで亀井君と沢田君がいた場所で、またまた魚を釣り上げた。船釣りでも何匹か釣っていたし、彼にはこういう方面の才能があったんだね。亀井君と沢田君、徳山君に完敗です。
第7章 かご漁引きあげ
起床時間の6時。突然大きな声が響いて、ビックリして目が覚めた。いったい何ごとかと思い、耳を澄ますと田中さんが外に向かって大声で歌っているらしいことがわかった。部屋のみんなで不審がっていると上野さんが「ラピュタの中でパズーが朝早くトランペットを吹くシーンがあるやろ。あれと同じなんとちゃうか」と言いだした。
私は上野さんが「天空の城ラピュタ」がらみでこんなことを言い出したことに少し驚いたが、それ以上にそんな説明に素直に納得したみんなに対して、もっと驚いた。変な人たちですね。
おっと、こんなことを考えてボーッとしてる場合じゃない。すぐに着替えて、みんなで港に移動します。港に着いたら、さっそく自分の名前の札を確かめて、おそるおそるかご網につながったヒモを引き上げます。残念ながら一匹も魚がいないかごもあるけど、かごの中に魚が入っているのを見つけるたびにみんなの歓声が響きます。港は朝からとてもにぎやかです。
工藤さんのかごには魚ではなく、別の生き物が入っていました。それを見て「すごい! 私のかごにはタコが乱入してる!」と叫びました。「乱入?」ふむ。おもしろい表現だな。
獲れた魚のひとつを指さしながら、亀井君に「これ何という名前かわかる?」と聞いてみた。返ってきた答えは「えっ? そ、それは、さかなだよ。」だった。聞く相手を間違えたようだ。同じ質問を大山君にすると、次々と魚の名前を教えてくれた。人には個性があることがよ~くわかりました。
すべてのかごを上げたら、宿へ戻ります。これらの魚も2日目の昼食のおかずに追加です。もちろん赤井君は笑顔がとても輝いています。
第8章 浜で昼食
港のすぐそばに海水浴が出来る砂浜があって、その砂浜に接する形でオートキャンプも出来るキャンプ場があります。2日目の昼食は、ここで食べます。
メニューは鯛めしとみそ汁です。鯛めしとは、まるごとの鯛がドカンとのっている炊き込みご飯です。ご飯に鯛のうまみがしっかりとしみこんでいて、それにほぐした鯛の身を混ぜて食べるので、とっても美味しいです。昨日の夕食でも5人に一匹の割合で鯛の活け作りとやはり5人に一匹の割合で鯛の宝楽焼きがでたのに、昼食でもまた鯛が出るとは。すごいです。
もちろん釣りやかご漁で獲った魚たちも食べます。次々と網の上で焼かれています。あの工藤さんのタコも焼かれていますが、もしかしたら200人でも食べきれないぐらいの魚の量かもしれません。みんながんばって釣ったんだなぁ。だから、たとえ一匹も釣れなくて、かごに一匹の魚も入っていなくても、みんな焼いた魚を食べることが出来ます。安心してください。
しかし、考えてみるとこの魚の中にはついさっきまで海で泳いでいた魚もいるわけで、そんな新鮮な魚を食べるっていうのは、すごくぜいたくな食事だと思う。みんな大満足です。
終わりに
昼食を食べたらキャンプ場から宿に戻ります。もう帰るのかという感じです。なんだかとってもいい体験をした宿泊行事だったなと満足しました。宿のおじさんおばさんたちにお礼を言って、あとはバスに乗って学校へ戻るだけです。
そこへ宿のおじさんが走ってきました。誰かカバンを宿に置いたまま来た人がいるらしい。みんなの視線が集中したその先には、顔を真っ赤にした工藤さんがいました。