クラス目標の決め方の例
『クラス目標』というのは、これから1年間、このクラスのメンバーは何を大事にしていくのかを「ことば」で表現したものです。だから、いい加減な決め方をするとかどうでもいいような内容に決まるようでは困ります。と生徒に説明してから決めていきますが、少しでも前向きに考えてもらえるように実際にどんな方法をしたかを紹介します。
前半と後半の文を決めて、中に入る言葉をみんなで考える
まず学級目標の前半と後半の文を何にするか決めます。
この年は「今世紀で最大の」と「をもったクラスにする」に決まりました。つぎにこの間に入る言葉を何にするか、みんなから意見を聞き、過半数の賛成があれば採用するという方法で決めていきました。「友情」や「夢」、「チームワーク」などの言葉が出てきましたが、最終的に過半数の賛成票を集めることができたのは『団結力』と『笑い』だけでした。
このクラス目標を見てじっくり考えると、内容的に「?」と感じたところもあったんですが、『団結力』と『笑い』にこだわりたい! というクラスみんなの気持ちが伝わってきて、とてもいいなと思いなおしました。
今世紀で最大の団結力と笑いをもったクラスにする
四字熟語風に決める
まずこんなクラスにしたい という願いを表す漢字を出し合います。その中から4文字を選んで四字熟語風に組み合わせて決める方法です。こんな感じです。
明笑暖結(めいしょうだんけつ)・・・明るく笑いがあり暖かく団結するクラス
団助平努(だんじょびょうど)・・・団結できて助け合えて平和な雰囲気にするために努力するクラス
団結楽笑(だんけつらくしょう)・・・クラスみんなが団結して、楽しくて笑いが絶えないようなクラス
決め方の例を紹介する
学級目標を決める前に次のような内容の学級通信を配って学級目標の決め方を紹介して、自分たちのクラスにはどのよう決め方が立っているだろうかを考えてもらう方法です。
よいクラスをつくっていく、そのために必要な一歩が目標を決める作業だと思っています。学級目標をまじめに考えられない人が、よいクラスをつくっていくメンバーにはなりにくいと思うのです。また、話し合いをしっかりすることで、学級目標にみんなの『気持ち』が込められるのではないかと思うのです。ですから、時間をかけてじっくりと話し合いに取り組んでもらいたいなと考えています。
学級目標は、こんな形式でと特に決まっているものではありません。みんなの気持ちをひとつにできるものであればある程度自由でいいと思います。例えば
・ 短い一言でズバリ表現できることばを選ぶ
・ 目指したいクラスのイメージに合う漢字をいくつか組み合わせる
・ こんなクラスにしたい、というイメージにあう色とか動物などをいくつか選ぶ
・ 学習、行事、友達関係など、考えたい分野を先に決めて、それぞれの目標を考える
・ これらの方法を組み合わせてみる
他にも、あるかもしれません。別にこの中から選べと言っているわけではありません。ただ、視野をできるだけ広く持ってほしいと考えているから、少し紹介してみただけです。
みんなでよく考え、みんなの気持ちが込められた学級目標を決めましょう。