気がついたら 最も良い方法で 自分から行動する

プレゼントする言葉

 昔、キャンプ場で活動していた時、いろんな言葉に出会いました。その中には、今でも僕の心の中に生き続けているものがあります。(※教師になる前に、野外活動センターでキャンプカウンセラーをしていました)
 今日は、そんないくつかの言葉の中から、ひとつ、君たちへプレゼントしたいと思います。それが「気がついたら 最も良い方法で 自分から行動する」です。
 なぜ、この言葉をプレゼントしようと思ったのか。そのきっかけは、昨日の件です。教室で交換が必要なものがあったので、担当する係の人の机の上に「交換しておいてください」というメモと一緒に新しいパーツを置いておきました。係の人はきちんと交換しました。が、古いパーツを教卓の上に置いたままにしました。捨てる場所を知らなかったようです。
 そこまでは仕方がない部分もあると思うし、捨てる場所を知らなかったことについて、君たちに何かを言うつもりはありません。ただ、なんでそのまま、古いパーツが放置されていたんでしょうか? きっと教卓の上に置いたままになっていることに、気がついていた人もいたと思います。その点が、残念なのです。
 このクラスは、まだまだスタートしたばかり。これから君たちは、このクラスを素晴らしいものにしなければなりません。そんな今だからこそ「気がついたら 最も良い方法で 自分から行動する」という言葉をプレゼントしたいのです。

気がつく ために

 気がつくためには、常に 「これでいいのか?」 という問題意識を持った状態で観察するようにしなければなりません。何も考えずにただ眺めているだけでは、今何が必要か、何をしなければならないのか に気づきにくいからです。
 必要な情報源は、観察だけではありません。「聞くこと」が必要な時もあります。周囲の人の声に耳を傾けることを傾聴といいますが、意識的に周囲の人の声を聞こうとする姿勢は大切です。周囲の人たちだけではなく、時には自分自身の心の声にも耳を傾けなければならないこともあります。

最も良い方法を 考えるために

 状況を正確に把握したら、これからどうなるかを予測し、豊かな発想で、できうる最良の方法を選択・決断しましょう。
 自分一人で対応できる場合はそんなに悩むことは少ないと思います。しかし、誰かの手を借りる場合は、その相手を友達にするのか先生などの大人にするのかなどを考えなければならないし、その相手の人にどのように伝えるのも大切だし、考えることはいっぱいになります。でも、何を優先するべきなのか、人の気持ちに立って考えるようにすれば、自然とどうすればいいのか見えてくると思います。

自分から実行するために

 まず大切なのは「誰かがやってくれるだろう」とか「自分はその係じゃないから」などと考えないことです。しなければならないことに気がついて、解決策も見えているのに、何もしなければ後悔することになると思いませんか? 自分で自分を嫌いにならないようにするためにも、まず自分から率先して行動するべきなんです。
 どうしても一歩が踏み出せない場合は、一緒に行動する「仲間」に頼り声をかけるのもいいと思います。「言い出しっぺ」になることも自分から行動したことになるし、誰かのために一緒に行動する仲間を増やすことは、やさしさにあふれた素晴らしいクラスにする一歩にもなりますから。