勉強の方法を工夫しよう
受験生の勉強法
中学3年生になると、普段の授業と1、2年生の復習とを両立させる必要があります。毎日の授業で習ったことを確実に身につけるようにしなければ、1、2年生の復習プラス3年生で習ったことなども追加することになってしまいます。それは時間の無駄というものです。3年生の学習内容を、毎日の予習や復習で確実に理解しておけば、受験に向けた勉強は1、2年生の範囲だけで済みます。
ところで、今までの勉強法ではあまり良い結果を得られていないのに、そのまま何の工夫もせずに過ごそうとしている人はいませんか? 昨日、見本に配った暗記シートを試しに使ってみるのもいいし、他の人の勉強のやり方を聞いてもいいと思います。まずやってみるという積極的な行動が必要だと思います。
これまで、予習や復習をしてこなかった人は、まず、意識改革が必要です。自分は中学3年生で、来年には受験があること。そして、それに向けた勉強をしっかりとしなければならないこと。最低でも、こういった意識をしっかり持って、がんばるぞという気持ちを持続させ、最後まであきらめないようにしてください。
しかし、予習や復習をどうすればいいのかわからないと言う人もいます。そこで、ノートを2冊使う方法を紹介します。
復習用にノートをもう1冊
復習をする教科のためにもう1冊ノートを用意します。家に帰ったら、その復習用のノートにその日の授業でノートに書いた内容をすべて写すのです。その結果、同じノートが2冊出来上がることになります。この方法の目的は、その日習った内容を自分が理解しているのかどうかを点検することにあります。ですから、書き写すときに、なぜそうなるのか、どのようにつながっているのか、どういう仕組みなのか、などをしっかり考えながら書き写してください。ただダラダラと何も考えずに書き写しても意味がありません。
もしも、わからないとか不安を感じる部分が見つかったら、教科書や参考書、辞書等を使って調べましょう。それでもわからなければ、次の日に学校に行って直接先生に質問しましょう。絶対にわからないところを放置してはいけません。これが復習の基本的なやり方です。
予習にノートをもう1冊
翌日に授業がある教科の、次の授業内容について教科書などを見て予習します。そして、先生ならどのようにノートにまとめるかを予想しながら自分なりのノートをもう1冊作るのです。最初のうちは、なかなか先生と同じようなまとめ方は出来ないかもしれません。しかし、そのうち同じような内容のノートを作ることが出来るようになります。場合によってはもっと見やすくわかりやすいノートを作ることが出来るかもしれません。
自分なりにノートをまとめるためには、しっかり考えなければなりません。この方法の目的は、その部分にあります。しっかり考えたけどわからなかった部分があれば、授業中に集中して先生の説明を聞くことにつながるし、先生の考え方をマネしようとすることで、その日の授業の中でどこが重要なポイントになるのかが見えてくるようになります。また、自分なりのノートを作って先生に見せれば、授業中とは違ったアドバイスをもらえる可能性も出てきます。
自分なりの応用と活用と工夫を
予習と復習、どっちがいいかはその人の考え方や性格などでもちがってきます。また、ノートを2冊使う方法では、教科によっても予習にするか復習にするか意見が分かれると思います。ですから、自分なりに応用することを考えてください。この教科とこの教科は予習で、それ以外は復習でやる。そんな考え方もいいし、「自分なりのノートを作る」ことにヒントを得て、ノートを2冊作るのではなく、毎日の授業中に蛍光ペンや学習シールなどを使い、先生のまとめ方とは少し変えて自分なりの工夫をするなどして、自分にとって一番わかりやすいノートを作ってもいいと思います。ただし、ノートを工夫することに夢中になって説明を聞き逃しては本末転倒ですから気をつけてください。
予習や復習を毎日するといっても、時間割によっては少し余裕のある日とそうでない日が出てくると思います。で、少しゆとりのある日には休憩をするとか、遊ぶとかではなく、その時間を1年生や2年生で習った内容の復習をする時間に使いましょう。これだけのことをきちんとできれば、受験なんてそんなに恐れるものではなくなりますよ。
自分にあった勉強方法を、自分なりの応用と活用と工夫で見つけてください。