学級目標 と 3㎜のこだわり

2年4組の学級目標です

 学級目標を文章で表現する。よくある話ですが、去年の様子などを見ていて何だかその文章だけがフワフワと浮いているような感じで、クラスみんなのものになっていないような気がして、少し違和感がありました。学級目標って言うのは、自分たちで良いクラスを作っていくために、クラス全員が気持ちをひとつにするものだと僕は考えています。とりあえずそれらしい言葉を並べておけばよいというものではありません。
 逆にいえば、クラス全員の気持ちをまとめることにつながるものであれば、学級目標は文章になっている必要はないと思います。実際に学級目標を絵や漢字で表現した過去の例を見せて、この4組の目標を考えてもらいました。その結果、次のようになりました。予想外に長い学級目標ができあがりました。

   ※この時の学級目標は19行もありましたが、人名が含まれていたため、掲載は見合わせます。

3㎜のこだわり

 昨日、通勤に使っている自転車のブレーキなどの点検・調整のために自宅近くにある自転車屋さんに行きました。その店は、元プロの自転車乗りが経営している店で、パンク修理を依頼しただけでも、タイヤの空気圧のことなど気がついたことがあれば何かと言ってくるので、あまり積極的に行きたいとは思わないのですが、家から一番近いのと腕は確かなので時々利用しています。
 さて、その自転車屋さんに行ってブレーキの状況などを説明して、必要な調整やグリースの補充などをしてもらい、さぁ、今日はこれで終わりかなと思っていたら、自転車屋さんはぼくの自転車の後輪が少し歪んでいるのを見つけました。よく見せてもらうとたしかに歪んでいることがわかります。そうなると、そのままでは返してくれません。
 「こけた? それともどこかぶつけた? こんなに歪んでるのに、走ってて気がつかへんかった? なんとか調整してみるから、夕方にでも取りに来て」とすごい勢いでいろいろ言われました。仕方がないので「お願いします」と言っていったん帰りました。
 夕方、自転車屋さんに行くと、ぼくの自転車は分解されたままで、むずかしい顔をしながら後輪の調整をまだやっているところでした。「時間がかかりますか」と聞くと、「規定の範囲まで、あと3㎜あわへんねん。何日か時間をちょうだい」という返事が返ってきました。直径が70㎝近いタイヤのたった3㎜のゆがみにこだわるというのです。そこで、僕は代わりの自転車を貸してもらって帰りました。

みんなもこだわろう

 人間って、ついつい楽をしようと考えるところがあります。でも、それでは進歩や成長はなかなかできません。そうではなく、もっとできることはないか。もっとよい方法はないか。などとこだわって考えたり行動したりすれば、それは経験として蓄積されて進歩や成長につながりやすいものです。
 だから、ぜひ、みんなにはこだわってほしいと思います。この長い長い学級目標にこだわってクラスのためにがんばろうとか。自分に合った勉強方法を見つけることにこだわってしっかり家庭学習に取り組むとか。他に掃除や友達関係、クラブなど学校生活に関するところだけでも、もっとできることはないか。もっとよい方法はないか。などとこだわって考えたり行動できることはいっぱいあります。積極的にこだわってください。